出版社内容情報
精神病院を舞台にした二人芝居。「痛み」「苦しみ」「病む」現代人のオラリティを掬い上げるアウトリーチ文学の誕生!「ほらね、私はまだ皮肉でわらえるんだ。」
「葉巻が触法的精神異常かどうか考えてごらん。全く関係ないだろ。どう思う?」
「このどうしようもないクソ泡立て器で頭に穴を開けようとしてるわけ。」
1920年代英国、精神異常の烙印を押され、
収容施設に収監された二人の女。
社会から孤絶した彼女たちは、
〈想像力〉と〈声〉を頼りに生き延びようとする??
本邦初訳、世界各国で上演され話題を呼んだ、
イギリス鬼才の劇作家、シャーロット・ジョーンズの代表作。
触法精神障害者の実話を基に、
?痛み??苦しみ??患う?現代人のオラリティを掬い上げる、
アウトリーチとしての劇文学の誕生!
シャーロット・ジョーンズ[シャーロットジョーンズ]
著・文・その他
小川公代[オガワキミヨ]
翻訳
内容説明
一九二〇年代英国、精神異常の烙印を押され、収容施設に収監された二人の女。社会から孤絶した彼女たちは、“想像力”と“声”を頼りに生き延びようとする―。本邦初訳、世界各国で上演され話題を呼んだ、イギリス鬼才の劇作家、シャーロット・ジョーンズの代表作。触法精神障害者の実話を基に、「痛み」「苦しみ」「患う」現代人のオラリティを掬い上げる、アウトリーチとしての劇文学の誕生!
著者等紹介
ジョーンズ,シャーロット[ジョーンズ,シャーロット] [Jones,Charlotte]
1968年生まれ。劇作家・女優。『ハンブルボーイ』は批評家協会演劇賞を受賞している
小川公代[オガワキミヨ]
1972年生まれ。ケンブリッジ大学卒業。グラスゴー大学にて博士号(文学)取得。現在、上智大学外国語学部英語学科准教授。専門はイギリスロマン主義文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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