出版社内容情報
人間存在の苦悩を、物語で描く、日本語小説の醍醐味。岬の上に住む一家の物語ほか書き下ろしを含む中・短篇集。人間存在の苦悩を、物語で描く、日本語小説の醍醐味。Everything comes to those who wait. 待つことを知る者には、全てが与えられる――戦時下の小学生。東京五輪間近、ドイツ留学に躊躇する研究者。岬の上に住む一家。自然のままに生きた弟。円熟深まりゆく柴田文学の描く、20世紀を生きた人々の物語。2017年に話題をよんだ長篇『地蔵千年、花百年』に続く、半世紀の時を経て書き継がれた短篇集。
師の恩[1969]
夏の光[1969]
時・光・変・容[書き下ろし]
岬[2012]
読み違い[2013]
柴田 翔[シバタショウ]
著・文・その他
内容説明
戦時下の小学生と教師たち。東京五輪間近、ドイツ留学を前にためらう研究者。自然のままに生きた弟…表題作ほか、20世紀を生きた人々の様々な時間が呼応する、柴田文学の新たなる境地。半世紀の時を経て書き継がれた中短篇集。
著者等紹介
柴田翔[シバタショウ]
1935年、東京生まれ。東京大学大学院独文科修士課程修了、独文研究室助手、ドイツ留学。その後ドイツ滞在、都立大学講師などを経て、東京大学文学部助教授、教授。1995年3月、定年退職、名誉教授。2005年3月まで共立女子大文芸学部教授。1964年『されどわれらが日々―』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミーコ
わんつーろっく
乱読999+α
ekoeko
とっしー