岬

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881555
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

人間存在の苦悩を、物語で描く、日本語小説の醍醐味。岬の上に住む一家の物語ほか書き下ろしを含む中・短篇集。人間存在の苦悩を、物語で描く、日本語小説の醍醐味。Everything comes to those who wait. 待つことを知る者には、全てが与えられる――戦時下の小学生。東京五輪間近、ドイツ留学に躊躇する研究者。岬の上に住む一家。自然のままに生きた弟。円熟深まりゆく柴田文学の描く、20世紀を生きた人々の物語。2017年に話題をよんだ長篇『地蔵千年、花百年』に続く、半世紀の時を経て書き継がれた短篇集。

師の恩[1969]
夏の光[1969]
時・光・変・容[書き下ろし]
岬[2012]
読み違い[2013]

柴田 翔[シバタショウ]
著・文・その他

内容説明

戦時下の小学生と教師たち。東京五輪間近、ドイツ留学を前にためらう研究者。自然のままに生きた弟…表題作ほか、20世紀を生きた人々の様々な時間が呼応する、柴田文学の新たなる境地。半世紀の時を経て書き継がれた中短篇集。

著者等紹介

柴田翔[シバタショウ]
1935年、東京生まれ。東京大学大学院独文科修士課程修了、独文研究室助手、ドイツ留学。その後ドイツ滞在、都立大学講師などを経て、東京大学文学部助教授、教授。1995年3月、定年退職、名誉教授。2005年3月まで共立女子大文芸学部教授。1964年『されどわれらが日々―』で芥川賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミーコ

22
初読みの作家さん。思ってた感じとは違ってました。「岬」が1番 印象に残りました。2019/08/19

わんつーろっく

21
懐かしい作家の名前を見つけて思わず手に取る。私が古本屋に通うきっかけになったのが「されどわれらが日々」だったから、それ以来かもしれない。1969年の作品を大巾に改稿したとあるが、戦争末期、男の先生が少しづつ減って行くという書き出しから一気に引き込まれる。お国のために・・という言葉を遮り、身体を大事に、いのちを大切にと生徒を見送る「師の恩」小説「岬」は三世代の生と死が、旧軍用のいかつい双眼鏡をモチーフに描かれる。いくつも死がある。ぼくにとって学問の最後の意味は、生きることへの愛だったらしい。「夏の光」2024/09/02

乱読999+α

10
数十年前読んだ「されど我らが日々」以来の紫田翔氏の作品。表題作は、太平洋戦争の影響が色濃く残る物語1人の女性の過ぎ去りし人生を淡々と辿る物語が混在する。彼女におこる事件、滅多に遭遇する事がない、希な出来事さえも静かに語られる。そして岬に群れる海鳥が不穏さと不安を搔き立てる。2019/01/13

ekoeko

3
「ぼくはあの鳥たちのように勝手に生きたい、そしてカ勝手に死にたい」幼い光比古の揺れ。表題作の「岬」がよかった。2019/01/29

とっしー

2
感情にとらわれず淡々と語られる三世代の回顧録に秘められた事実は、背徳的でありながらも愛おしく切ない。2020/10/07

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