小村雪岱挿絵集

個数:

小村雪岱挿絵集

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月28日 00時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881548
  • NDC分類 726.5
  • Cコード C0071

出版社内容情報

大正から昭和初期にかけて活躍した装幀家、日本画家の挿絵を、雑誌、新聞の挿絵を集成。350点以上の挿絵を媒体(雑誌)別に収録。数多くの物語に生命を吹き込んだ、その描線
大正から昭和初期にかけて活躍した装幀家、挿絵画家、舞台装置家の雑誌、新聞の挿絵を集成。
◎350点以上の挿絵を媒体(雑誌・新聞)別に収録。
◎初公開!〈雪岱調〉成熟期の挿絵原画「両国梶之助」(鈴木彦次郎 「都新聞」昭和13?14年)も!

小村雪岱[コムラセッタイ]
イラスト

真田幸治[サナダコウジ]
編集/解説

内容説明

物語に生命を吹き込んだ描線。その仕事を、新たに発掘した数多の作品をまじえて一望する。大正5年(1916)から歿する昭和15年(1940)までの雑誌掲載作品を中心に集成。邦枝完二、長谷川伸、吉川英治、子母澤寛ら大衆小説作家と組んだ江戸情趣あふれる「髷物」のほか、現代物や児童物も網羅し、「雪岱調」の根幹に迫る。「両国梶之助」(鈴木彦次郎)の原画など図版350点。

目次

1 挿絵画家としての船出(春の波 長田幹彦;春ふる雪 久保田万太郎 ほか)
2 模索の時代(「郊外」の挿絵と表紙絵;天才泉鏡花 ほか)
3 独自の画風への光明(悲恋の王妃 黒岩涙香;無蓋貨車の麻袋 岡本綺堂 ほか)
4 雪岱調の確立(命の恋 長谷川伸;霞む峠ざんげ猿 子母澤寛 ほか)
5 成熟する描線(旅の忠治 子母澤寛;恋妻 湊邦三 ほか)

著者等紹介

小村雪岱[コムラセッタイ]
本名安並泰助(旧姓小村)。明治20年(1887)、埼玉県川越市生まれ。明治41年(1908)、東京美術学校日本画科選科卒業。大正3年(1914)、泉鏡花『日本橋』で装幀家としてデビュー、以後、鏡花本のほとんどの装幀をまかされる。大正5年(1916)に挿絵を初めて依頼され、大正12年(1923)の里見〓(とん)「多情仏心」で新聞連載小説を手がけた。昭和8年(1933)の「おせん」を筆頭に、「江戸役者」(1932)や「お伝地獄」(1934‐1935)など、邦枝完二と組んだ一連の新聞連載小説で挿絵画家としての立場を不動のものとした。大衆雑誌の隆盛という時流にも乗って活躍の場を増やし、長谷川伸、吉川英治、子母澤寛らの作品の挿絵を多く手がけた。昭和15(1940)歿

真田幸治[サナダコウジ]
昭和47年(1972)、神奈川県横浜市生まれ。平成8年(1996)、日本大学芸術学部美術学科卒業。現在、装幀家。小村雪岱研究をライフワークとしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

79
大正から昭和初期の挿絵はノスタルジックな薫りがする。線画で雨、竹、舟を描くのは、安藤広重の浮世絵の系譜だし、女性の立ち姿は春信を彷彿とさせる。泉鏡花「日本橋」で装幀家としてデビューし、それ以降鏡花本の装幀はほぼ雪岱に任された。銀座資生堂の昔の書体は、雪岱文字だったことをこの本で知る。2021/03/27

ショア

25
大正昭和初期の版画家、挿絵画家である小村雪岱の挿絵を集めた画集。雪岱調といわれ、明治大正昭和初期の風情を挿絵にして小説から大衆紙まで幅広く残した。資生堂にも在籍し雪岱文字を残した。女性は狐目に面長、大海に小舟、小雨の版画が印象的。「大菩薩峠」の舞台美術も手がけたそう。2024/05/11

belle

4
随筆集に続き幻戯書房より雪岱の挿絵集が出た。編者真田幸治の長年に渡る研究を経ての労作。新聞連載小説や雑誌等に掲載された数多の挿絵が年代を追って続く。線の美しさ。どこかのページを開いては《雪岱調》の絵を眺めて、年の瀬を過ごすのもよい。2019/12/13

Yasuyuki Kobayashi

0
新聞連載小説挿絵画家第一人者の挿絵集。  資生堂意匠部のデザイナーとしても活躍。 2021/06/13

スエ

0
情緒豊かな線描にただただ溜息、至福のひと時でありました。2020/08/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13084919
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。