線量計と奥の細道

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881517
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

3・11後の日本がどうなっているのか、目と耳と足で確かめた路上の記録。芭蕉の背を追い、逡巡しつつ、「生きる」を考える。3・11後の日本がどうなっているのか、目と耳と足で確かめた路上の記録。芭蕉の背を追って、逡巡しつつ、生きる、を考えるエッセイ。

ドリアン助川[ドリアンスケガワ]
著・文・その他

内容説明

「3・11」後の日本がどうなっているのか、目と耳と足で確かめた路上の記録。松尾芭蕉の背中を追って、逡巡しながら、生きる、ということを考えた日々。写真67点+地図5点+書き下ろし。第67回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鉄之助

245
東日本大震災から1年半後の、2012年8月から始めたドリアン助川の「奥の細道」紀行。松尾芭蕉が約300年前にたどった道をほぼなぞる、放射線の線量計との「同行二人」。行く先々で放射線量を測りながら、折り畳み自転車を自ら走らせる旅だった。年間換算にしたら1ミリシーベルトを大幅に超えるホットスポットもあり、被害の実態がリアルに伝わった。「私は旅人、作家、朗読者、歌い手」というドリアン。今後の活動から目が離せない、と思った。2021/07/06

Tsuyoshi

62
作者が線量計を持って自転車による「奥の細道」を旅した紀行文。特に福島〜宮城における被害の大きさや現地に生きる人々の裏側に隠された我慢強い人柄など現地で目の当たりにしないと分からない事実が緻密に描かれていて改めて被害の大きさや風化させてはならない気持ちにさせられた。2018/09/13

ちえ

48
震災から1年半後、奥の細道の行程を線量計で放射能を測定しながら旅をする。いく先々で出会う人々は生活、被爆の不安を抱えつつ、そこでの生活再建をしようと日々を暮らしている。その中で残留放射能を測る自分の行動に悩み、意味を自身に問い返しながら旅を続ける作者の姿。その正直な姿に私自身も自分を振り返る。本として出版されたのは2018年。その時書かれた後書きには旅で出会った人たちのその後が書かれ、7年(多分10年でも)経っても解決しない原発事故、学ばない政治への怒り、人が繋がっていくことの暖かさが伝わる。2021/04/04

みねたか@

31
震災から1年半。線量計を携え奥の細道の全行程約2000キロを自転車で旅する。茨城,栃木,福島,宮城,平泉,象潟を経て山形,新潟,福井そして琵琶湖に至る旅。生活の不安、被爆の不安を抱え現地で生活し生産を担う人々。噴火による象潟の変容,糸魚川のむき出しの中央構造線は,火山地震列島の中で原発を維持する無謀さを教えてくれる。著者が被災地で自分の行動の正当性を疑い,荒れる日本海の風雨の中自身の半生を顧みる姿は,人生に惑う同世代として我がことのように感じた。紀行文としても魅力的で訪れたい場所が沢山できてしまった。2019/08/20

百太

30
やっと読みました。10年たってもう一度振り返ってみた。震災から1年半ごの東北の様子は、ほんとうにまだまだで、10年たった今も多分・・・まだまだです。2021/02/09

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