出版社内容情報
女子中学生が探偵役として活躍する表題連作ほか、多彩な推理が冴え渡る。ジュニア誌に発表の幻のミステリ群。巻末エッセイ:北村薫女子中学生・ユキコさんが探偵役として活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーあり、ハードボイルドありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』(1958)以来60年ぶりとなるミステリ作品集(巻末エッセイ・北村薫)
1
モヤシ君殊勲ノート[1958?59]
(第一話 青い鳥を見ますか/第二話 望遠鏡/第三話 赤土の崖/第四話 青いシャツの死体/第五話 街路樹の下の男)
2
春風コンビお手柄帳[1961]
(第一話 消えた時計/第二話 消えた猫/第三話 指輪/第四話 逃げたドロボウ/第五話 表札)
3
窓の少女[1958]
霧[1959]
夏の『思ひ出』[1959]
赤い電話[1960]
秋の湖[1961]
収録作品解題
小沼丹[オヌマタン]
著・文・その他
内容説明
中学生のユキコさんとシンスケ君が活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』以来60年ぶりとなるミステリ作品集。
著者等紹介
小沼丹[オヌマタン]
1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去。海外文学の素養と私小説の伝統を兼ね備えた、洒脱でユーモラスな筆致が没後も読者を獲得し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶうたん
hirayama46
ぱせり
Cresson
にゃー
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