春風コンビお手柄帳―小沼丹未刊行少年少女小説集・推理篇

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春風コンビお手柄帳―小沼丹未刊行少年少女小説集・推理篇

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881494
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

女子中学生が探偵役として活躍する表題連作ほか、多彩な推理が冴え渡る。ジュニア誌に発表の幻のミステリ群。巻末エッセイ:北村薫女子中学生・ユキコさんが探偵役として活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーあり、ハードボイルドありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』(1958)以来60年ぶりとなるミステリ作品集(巻末エッセイ・北村薫)

1
モヤシ君殊勲ノート[1958?59]
(第一話 青い鳥を見ますか/第二話 望遠鏡/第三話 赤土の崖/第四話 青いシャツの死体/第五話 街路樹の下の男)
2
春風コンビお手柄帳[1961]
(第一話 消えた時計/第二話 消えた猫/第三話 指輪/第四話 逃げたドロボウ/第五話 表札)
3
窓の少女[1958]
霧[1959]
夏の『思ひ出』[1959]
赤い電話[1960]
秋の湖[1961]
 収録作品解題

小沼丹[オヌマタン]
著・文・その他

内容説明

中学生のユキコさんとシンスケ君が活躍する表題連作ほか、日常の謎あり、スリラーありと、多彩な推理が冴え渡る。名作『黒いハンカチ』以来60年ぶりとなるミステリ作品集。

著者等紹介

小沼丹[オヌマタン]
1918年、東京生まれ。1942年、早稲田大学を繰り上げ卒業。井伏鱒二に師事。高校教員を経て、1958年より早稲田大学英文科教授。1970年、『懐中時計』で読売文学賞、1975年、『椋鳥日記』で平林たい子文学賞を受賞。1989年、日本芸術院会員。1996年、肺炎により死去。海外文学の素養と私小説の伝統を兼ね備えた、洒脱でユーモラスな筆致が没後も読者を獲得し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶうたん

7
古き良き時代の少年少女小説と言う表現がぴったりの作品集。連作二つの後の拾遺集の方がバラエティに富んでいて面白かったかな。「黒いハンカチ」を読んだ時よりも、高原の野菜サラダのような味わいが好ましく感じられたので、他の作品も読んでみたい。2018/09/02

hirayama46

6
未刊行小説集、推理編。現代から見るとミステリ的な見どころは少ないですが、いかにもティーンズ向けっぽいやりとりや、時代を映した雰囲気が楽しいです。全体的にはほんわりと穏和な作風なのですが、それだけに終わらないあたりはさすがです。北村薫の解説も愛着と読み巧者っぷりを感じさせるものでした。2018/12/02

ぱせり

4
1950年代後半の中学生や高校生を探偵役にしたミステリで、他愛ないのから陰惨なのまであるけれど、さばさばと気持ちよく終わるのがいいな。自家用車を運転して登下校する裕福な高校生の存在、書生さんがいる家庭、商店の店頭に据えられた赤電話などなど、時代を感じる。思えば遠くに来たもんだ。2025/03/15

Cresson

1
黒いハンカチなどで好きになり、全集にまで手を伸ばしていたのでこの出版はほんとうにうれしかった。ただ、一読し物足りない感じにとらわれた。解題はうれしく、さらに巻末の北村氏のエッセイで物足りない思いが補われた気がして、清々と晴れる思いがした。ありがたい。Googleでドルドラの思い出をひくと、Youtubeで聴くことができる。2018/08/05

にゃー

0
ヤング向け、ミステリとしてのアイデアはあるが決定的な証拠はなく自白に頼るのが弱い2021/01/27

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