もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために

個数:

もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年07月08日 05時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864881319
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

2018年、明治150年―そして天皇退位、TOKYO2020。新たな時代の予感と政治経済の後退期のはざまで今、考えるべきこととは何か。戦後論の第一人者が、失われた思想の可能性と未来像を探る批評集。

目次

1 二一世紀日本の歴史感覚(もうすぐやってくる尊皇攘夷思想のために―丸山眞男と戦後の終わり;三〇〇年のものさし―二一世紀の日本に必要な「歴史感覚」とは何か)
2 スロー・ラーナーの呼吸法(ヒト、人に会う―鶴見俊輔と私;書くことと生きること ほか)
3 「破れ目」のなかで(矛盾と明るさ―文学、このわけのわからないもの;戦争体験と「破れ目」―ヤスパースと日本の平和思想のあいだ ほか)
4 明治一五〇年の先へ(上野の想像力;八月の二人の天皇 ほか)

著者等紹介

加藤典洋[カトウノリヒロ]
1948年、山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。東京大学文学部仏文科卒。『言語表現法講義』で新潮学芸賞、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、『小説の未来』『テクストから遠く離れて』で桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

41
タイトルからは右傾化に対する警鐘を想像し、著者もその様なことを端々で言っていますが、論旨はそれとは全く異なる印象を与えます。編集者はその真意を見抜けなくて、本のタイトルの付け方を間違った勿体ない本だと思います。本のタイトルと同じ文章は読み難く錯綜していますので『300年のものさし』を読む方が良いと思います。著者のライフワークである戦後のナショナリズムに関する「ねじれ」を幕末に遡って、尊王攘夷というナショナリズムを現代的に考えようという試みです。歴史は攘夷ではなく開国になったわけですが、尊王攘夷自体は「封建2022/05/23

Mealla0v0

4
「尊王攘夷思想」とは、日本人が自らの手で徳川体制を内側から食い破って生まれた思想であり、それは「外国」に出逢うことで「次善の策」へと変態していった。だからこれを徹底的に思考することは近代のオルタナティヴを構想することに繋がる。福沢から丸山までの議論は興味深く読んだ。後半の、ルソーの話と「ゾーエーと抵抗」も面白い。そして、最後のエッセーにはここ最近の情況をめぐる「なんとも言えなさ」がある。頷きながら、次の一歩をどう踏み出すべきかを考える。2018/01/26

ひろゆき

3
ホッブス、ルソーからドストエフスキーの「罪と罰」「地下生活者の手記」「カラマーゾフ」に至るまでのエゴイズムを扱う問題追究をテーマとする講演は特に面白。目から鱗。ヤスパースのに触れたものでは、戦後日本において、誰に向けるのであれ核戦争はそれ自体が悪という、一見信仰のようにもみえる有力な考えについて、理論的な基礎を与えて論じているのも、刺激を受ける。2018/05/01

v&b

1
あとでメモ2019/06/13

近藤 史也

0
1850年代の尊王攘夷思想と1930年代の皇国思想の相違を明らかにし、現代への警鐘を鳴らす2019/10/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12248135
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品