銀河叢書<br> 風の吹き抜ける部屋

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銀河叢書
風の吹き抜ける部屋

  • 小島 信夫【著】
  • 価格 ¥4,730(本体¥4,300)
  • 幻戯書房(2015/02発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864880633
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0395

内容説明

同時代を共に生きた戦後作家たちへの追想。今なお謎めく創作の秘密。そして、死者と生者が交わる言葉の祝祭へ。現代文学の最前衛を走り抜けた小説家が問い続けるもの―。小説とは何か、“私”とは何か。

目次

1(輸中根性―長良川;おくに言葉 ほか)
2(武田泰淳;平野謙 ほか)
3(いかに宇野浩二が語ったかを私が語る;小説とは何か―私の「最終講義」)
4(分り易くはいうまい;わが「鈍器」の意味 ほか)

著者等紹介

小島信夫[コジマノブオ]
1915年2月28日、岐阜県生まれ。旧制岐阜中学校、第一高等学校を経て、41年東京帝国大学文学部英文科卒業。42年より中国で従軍、敗戦でポツダム伍長となる。46年復員。48年から千葉県立佐原女子高等学校に勤務し、49年東京都立小石川高等学校へ移る。54年明治大学工学部助教授、そののち理工学部教授として85年の定年まで在任。55年「アメリカン・スクール」で芥川賞、65年『抱擁家族』で谷崎潤一郎賞、72年『私の作家評伝』全三巻で芸術選奨文部大臣賞、81年『私の作家遍歴』全三巻で日本文学大賞、82年『別れる理由』全三巻で日本芸術院賞、83年同作で野間文芸賞、98年『うるわしき日々』で読売文学賞を受賞。89年日本芸術院会員となり、94年文化功労者に選出、2004年旭日重光章受章。06年10月26日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

2
既刊単著未収録の評論・随筆作品から精選された作品集。各章は基本的に「Ⅰ」=随筆、「Ⅱ」=書評や追悼文などの人物にまつわる文章、「Ⅲ」=インタビューと評論、「Ⅳ」=自作などを中心とした評論、という方針で構成されている。小島信夫のエッセイはほとんど小説と区別がつかないほど無茶苦茶なときもあるが、この本に収められている文章はどれも読みやすく、かなり本音に近いことが書かれてあるように思う。一番面白かったのは、「Ⅳ」の創作の舞台裏の話。2015/04/14

 

0
後藤明生も、田中小実昌も、やはり作為的なものを感じてしまうところがあるけど、小島信夫は本物だし、天才もとい天然なのだろう。その天然ぶりというのは、こういう肩肘を張らない短文によってより威力を発揮しているように思える。しかし、たいしておもしろい事を言っていないように思えるのだが、どうしてこんなに面白いのだろうか。本当にわからない。これも天然のなせるわざなのかもしれないがよくわからない。2016/05/06

yoyogi kazuo

0
これまで作品集に収録されていない文章を集めたものとのことだが、妻の愛子さんを施設に入れる経緯が記されたエッセイが貴重。坪内「別れた理由が気になって」を評した文章とか、他の作家について書かれた文章など、小島文学ファンにとっては必読の内容と思う。2021/08/13

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