内容説明
旧暦、百人一首、声色、浪花節、漢文、星空の話、エノケン、オマジナイ…数かずの名作ドラマを手がけた東京下谷育ちの演出家が、なじみ親しんだ言葉や風習、芸能、文学などを通して、日本人が失いつつあるものを考察。
目次
1 気になる言葉
2 絶やしたくない風習
3 五感のバランス
4 雑感あれこれ
5 忘れじの映画
6 廃れゆく芸
7 味読精読
著者等紹介
鴨下信一[カモシタシンイチ]
1925年、東京市下谷区竹町(現東京都台東区台東)の商家に生まれる。幼いころから歌舞伎をはじめとする芝居に親しみ、開成中学、東京大学文学部美学科を経て、1958年にテレビ放送を始めて間もないラジオ東京(現TBS)に入社。「岸辺のアルバム」「女たちの忠臣蔵」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」といったドラマや音楽番組の演出を数多く手掛け、現在はTBSテレビの相談役をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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