内容説明
電撃留学したドイツで出会ったふしぎなことば。感激家の老指揮者レーブラインの口癖「ぶんだば!」って?モーツァルトに「アイネクライネ」という曲はない?マーラーが「交響曲第五番」楽譜に記したなぞの言葉に、バッハ「カンタータ」のすばらしき歌詞とは?はたまたガンツ恐ろしきドイツ式自動車教習所に刑事ドラマにドイツ風たぬきうどんの味まで。オーボエ・指揮・解説・文筆とマルチに活躍する音楽家が42のドイツ語をもとに綴る滑稽洒脱な音楽文化エッセイ。
目次
Wunderbar!―ほめ言葉は「ぶんだば!」
Mugge―音楽的機会労働ってなに
Bewerbung―ミュンヘン音大に求婚します
Sie―あなた、彼女…?
Einundzwanzig―飛び移る二ケタの謎
Call you,Boungain?―懐かしのアノ本の本名
von vorne―「前」が「後ろ」になる
Dreiviertel―時間に前向きなドイツ人
zu hoch―高すぎる音程!?
zuruckbleiben―地下鉄では「後ろにとどまれ!」〔ほか〕
著者等紹介
茂木大輔[モギダイスケ]
1959年、東京生まれ。1981年、ミュンヘン音楽大学大学院に留学し、ギュンター・パッシンに師事(オーボエ専攻)。バンベルク交響楽団、シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムなどで研鑽を積み、1986年、シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団の第一オーボエ奏者となる。1990年に帰国してNHK交響楽団の首席オーボエ奏者をつとめる傍ら、ソリストとしても活躍。1996年より指揮者としても活動を開始。各種の解説コンサートや「生で聴くのだめカンタービレの音楽会」を企画し、東フィル、名フィルをはじめ、国内多数のオーケストラを指揮している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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