内容説明
みつけた?森の中からこっそりのぞいているタヌキやテン。きこえた?アカゲラが木にあなをあける音や、さわに流れる水の音。ほてった顔にここちよい風は、花や草のにおいがするかな?きっとリュックをしょって出かけたくなるよ。五感にひびく絵本!!
著者等紹介
村上康成[ムラカミヤスナリ]
1955年岐阜県生まれ。創作絵本をはじめ、エッセイ、ワイルドライフアードなど多方面に活躍する自然派アーティスト。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、ブラチスラバ世界絵本原画展金牌、日本絵本賞大賞など受賞多数。伊豆高原と石垣島に、村上康成絵本ギャラリーがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
144
お父さんと山登り。青と緑の爽やかな色使いの中にほのぼのとした山登りの様子が伝わってきます。お母さんが作ったおにぎりのにおい、雨に降られたあと着替えたTシャツのあたたかさ、もう少しで頂上というときの息づかいなど垣間見られるリアルさが印象的でした。お母さんへのお土産の沢の水も美味しそう。山登り、したくなりました。2020/06/04
たーちゃん
32
お父さんと山登り。お母さんの握ってくれたおにぎりがリュックに入っていると思うだけで心が弾みます。山頂で食べるおにぎりはさぞかし美味しいんだろうなぁ。2021/06/09
どあら
27
図書館で借りて読了。2021/11/30
anne@灯れ松明の火
25
遠い方の新着棚で。お父さんと息子が、りゅっくをしょって、山に登り、帰ってくる。ただそれだけなのだが、なんだか爽快な気分になれる絵本。一緒に汗をかいて、一緒におにぎりを食べて、一緒に雨に降られて……。ステイホームの今だから、余計にかな。2020/06/21
NORI
23
夏の雲。川のせせらぎ。木々をなで、葉をざわつかせる風。鳥の気配。 父と息子、二人だけの小さな冒険。 子供の心に一生残る、大切な時間。父親が、おそらく最も父親でいられる瞬間。 子供と自然の中に繰り出そう。塾だ部活だと忙しくなり、親の手から離れていく前に。 たぶん、親子で共有するこの時間そのものが大切で、そんな二人の時間には、それほど多くの言葉は必要ないはず。2024/07/01
-
- 電子書籍
- ハイキュー!! ショーセツバン!! I…