出版社内容情報
かさい まり[カサイ マリ]
著・文・その他
山本 久美子[ヤマモト クミコ]
イラスト
内容説明
ほじょりんをはずす日はちょっぴりとくべつ。補助輪なしデビュー。
著者等紹介
かさいまり[カサイマリ]
絵本作家。北海道生まれ。北海道芸術デザイン専門学校卒。幼年童話『こぐまのクーク物語』シリーズ(KADOKAWA)など、やさしい絵と文で描くどうぶつたちが主人公の作品で知られる。また、文を担当し、子どもの気持ちをこまやかに描く作品も多い。日本児童文芸家協会会員。日本児童出版美術家連盟会員
山本久美子[ヤマモトクミコ]
絵本作家、イラストレーター。1965年群馬県生まれ。多摩美術大学デザイン科卒。大学でリトグラフを学ぶ。2003年、05年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
26
この絵本を読んでいて、息子が自転車の補助輪を外したころを懐かしく思い出しました。 自転車の補助輪を外すのは、子どもが広い世界に踏み出す第一歩かも知れません。 そしてそれに立ち会うのは、父親ができる数少ないイベントかも知れません。 その意味において、父親との約束を大事にしたゆうた君のこだわりにホロリとしました。 自転車の「がしゃがしゃ」という音にも懐かしさを感じました。 ロードバイクに乗ったり、ママチャリでとんでもないところまで自転車旅行したりとしている息子は覚えているのでしょうか。 2023/05/03
遠い日
12
補助輪なしで自転車に乗れるようになることは、幼い子の憧れ。友だちが次々補助輪なしで乗れるようになると、子どもも親も、ちょっと焦りに似た気持ちを抱くのはよくわかる。でも、ゆうたはお父さんとの約束を守ると決めたんだ。お父さんが出張から帰るまでは、補助輪を外さないと。うちの子たちの「その時」も、わたしはよく覚えている。親にとっても子にとっても、だいじな思い出。2018/06/30
ヒラP@ehon.gohon
10
【再読】大人のための絵本2023/05/09
ほのぼの
9
父子、男同士の約束。ゆうちゃん最後ま約束守れて素晴らしい。ほのぼのと心温まる。昔の自転車練習思い出した。2019/06/19
ぱんだ
6
三輪車から二輪車にする話。 うちの子はストライダーから始めて補助輪を一度も使わず2輪車にしたので、子供にはあまり伝わらなかった。 自転車だけは乗りこなすのが早く2歳で2輪車マスターしてました。2019/06/21