内容説明
機械工学は科学・技術の中軸的な学問分野として、実学と理論とが相互に協働しながら発展してきた専門分野です。本ライブラリは発展・成長の早い機械工学の基礎となる書を体系的に集成した構成となっております。基本方針は以下のとおりです。初学者が学習しやすいように、できる限り理解しやすい入門専門書とする。各専門分野の基礎をしっかりと学習し、その上で現代的な機械工学の知識を身につける。学習した知識を確認し応用できるようにするために多くの演習問題を配置した。大学・高専、研究者・技術者を対象とした広くおすすめできる教科・参考書です。
目次
第1章 自動車製作の流れ
第2章 自動車の運動とエンジン性能―力学―
第3章 車体の形状を決めよう―設計工学―
第4章 壊れず故障しない自動車にするには―材料力学―
第5章 自動車に使用する材料の選択―材料工学―
第6章 自動車の部品を加工しよう―生産加工学―
第7章 内燃機関―熱力学―
第8章 空力特性―流体力学―
第9章 衝突しない自動車にしよう―制御工学―
第10章 造った自動車、売れますか?
著者等紹介
坂根政男[サカネマサオ]
1976年立命館大学大学院理工学研究科博士課程中退。2019年立命館大学総合科学技術研究機構上席研究員。専門:材料力学、多軸応力下での低サイクル疲労とクリープ破壊、高温での構造物の信頼性評価(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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