目次
三塔物語―名古屋・大阪・東京(三都のタワー―平成十八年三月;三塔が生まれた頃;通天閣と新世界―塔と街の物語;東京タワーから街を初めて撮った人;東京タワーのお客さん;パンフレットとお土産;座談会 街づくりと名古屋テレビ塔)
「塔博士」内藤多仲(多仲のタワーは六兄弟;日本の放送は多仲とともに;耐震建築の父;多仲の設計・構造設計担当作品;三塔を設計した頃;私の父、私の家;内藤多仲略年表)
俯瞰する欲望―塔の系譜・内藤多仲以前
感想・レビュー
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なる
33
建築物というと建築家の名前にまず注目されがちなところ実は構造設計というのも大切な要素なのだという。岡田信一郎、村野藤吾、今井兼次、ヴォーリズといった建築家たちと一緒に仕事をし、自らも東京タワー、通天閣、名古屋テレビ塔ほか日本の塔を多く手がけ「塔博士」と呼ばれた内藤多仲についてを紹介している本。2022年に早稲田大学で開催された建築関連の企画展でも名前が出ていたけど建築ハマってないからよくわかんないな。生前の邸宅が記念館になっていて門の前までは行ったんだけど数年前に限定公開されてからずっと閉館中。まだかな。2023/02/06