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目次
サンボーン邸へようこそ
憧れのヴィクトリアンインテリア(アットホームのシンボル、暖炉;夏の暖炉の飾り方;くつろぎのコージーコーナー;ドアにもカーテン ほか)
ヴィクトリア時代の装飾デザイン(装飾タイルの黄金時代;ゴシックリバイバル;転写技術の革新;マジョリカタイル ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
10
薄いパンフレット様の冊子ながら、読み応えのある美しい本。様式美の美しさ、こだわりの装飾美。過剰に託された美意識がうるさいほどなのに、均整のとれた緊張感さえ漂う。インテリア、タイル、極めつけは装飾トイレの華麗な美。そして、ウィリアム・モリスのデザインも漏らさず。小さな頃からリバティ・プリント(様のデザイン)が大好きだ。もっともっと見たい。どの項目もさらりとしすぎていて、少しもの足りない思いがする。2013/12/04
もっちゃか
7
凝った装丁で、眺めているだけでうっとりです。充分楽しめましたが、もう少しカラーの写真が多いと、なお嬉しかったような。2013/10/18
鍵窪錠太郎
2
時間も無く、じっくりと読めていないので雑感。明治時代後半に作られた日本のジョサイア・コンドル設計の建物は、ヴィクトリア時代の建物からの影響も有ったのだなぁと感じた。旧岩崎邸とかここまで派手では無かったが、意匠が近い印象を受けた。2017/07/16
颯奏
2
ヴィクトリア時代の中産階級が住んでいたテラスハウスを中心に当時の家の内装やはやりを解説している。写真やイラストが多くてわかりやすかった。2015/08/05
Mimi Ichinohe
1
1837~1901年をヴィクトリア時代と呼ぶ。中産階級であるオフィス・ワーカーが増え、職場と家庭が分離された。女性たちは家にいて、子どもと接し、帰ってきた夫の安らぎの場を提供する。アットホームな雰囲気で室内を飾ること、それが室内装飾の発展の元。溢れるほどに装飾品があって、にもかかわらず不思議と居心地がいいというのが特徴。暖炉と装飾品。ふかふかのソファ、自然の植物や動物を描いたタイル、たっぷりとったドレープのカーテン、ステンドグラス。たくさんのものからのたくさんの発見が楽しいんだろうな。2013/10/14