内容説明
今日的なアクチュアリティの中心において捉えられたロシア・アヴァンギャルド建築全史。紙数1200枚、資料図版800点。15年におよぶ構想を集成。
目次
ロシア・アヴァンギャルドの成立
遅れ来るもの―アヴァンギャルド建築を目指して
生活様式の変革とコミューン
構成主義と合理主義
コンスタンチン・メーリニコフ
フォルマリズムのアポリア
社会のコンデンサー
ドム・コムーナへの途
臨界実験
構成主義の星―イワン・レオニドフ
都市計画論争
地方都市の動向
ユートピアの風景
国際的コネクション
アヴァンギャルドの転回点
終局の構図
宴の後
ポスト・スクリプト―「意図せざる皮肉」
魔方陣に囚われたアヴァンギャルド
著者等紹介
八束はじめ[ヤツカハジメ]
1948年山形県生まれ。1979年東京大学大学院工学研究科都市工学専攻博士課程中退、磯崎アトリエ勤務(担当作品ロスアンゼルス現代美術館、つくばセンタービル等)。1985年株式会社UPM(Urban Project Machine)設立。1988年熊本アートポリスのディレクターに就任。2003‐2013年芝浦工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaz
1
好きかどうかはともかく、確かに前衛的で面白い。図書館の内容紹介は『今日的なアクチュアリティの中心において捉えられた、ロシア・アヴァンギャルド全史。800点もの資料図版と独自の視点により、近代建築史に一閃の輝きを残したロシア・アヴァンギャルド建築の思潮、運動、作品の細部を辿る』。 2023/10/03
inhhh
0
読書会資料2024/04/14
tkm66
0
京橋・LIXIL BOOKギャラリー最終日近くに購入。大変お世話になった。でも〈限りなく面白そうで・図版は多いけど印刷悪くて・やたら高価で・場所を取る程に分厚い・購入になかなか踏み切れなかった〉八束はじめ著作で締め括る自身の嗜好の限界に号泣。2018/09/30