内容説明
丁寧な聞き取りから、12組12色の活動の軌跡と共にモダニズム建築の最終到達点が浮かび上がる。「モダニズム建築の軌跡」、「続モダニズム建築の軌跡」に続くLIXIL広報誌の連載、待望の書籍化。
目次
伊東豊雄―建築はもっと自由なんだ。
伊丹潤―建築は大地から生まれるものだ。
柳澤孝彦―“現場の哲学”を重視すべきだ。
長谷川逸子―続いてきたものから新しい考えをつくる。
谷口吉生―背景との関連から建築を考える。
山本理顕―プログラムから建築をつくるのではない。
象設計集団―われわれにできることは何か。
坂本一成―当たり前のようで当たり前でないものを…
鈴木恂―住宅にある生命力の本質を“内圧”として育みたい。
石山修武―“秋葉原感覚”時からあった開放系技術というキーワード。
東孝光―住み方は建築家が定義するものではない。
安藤忠雄―建築に沿って環境づくりもしていくべきだ。
著者等紹介
古谷誠章[フルヤノブアキ]
建築家・早稲田大学教授/1955年生まれ。1978年、早稲田大学卒業。1980年、同大学大学院博士前期課程修了。1986年から1年間、文化庁芸術家在外研修員としてマリオ・ボッタ事務所(スイス)に在籍。近畿大学助教授を経て、1994年、早稲田大学助教授、NASCA設立。1997年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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浦和みかん
2
僕はまったく建築畑ではないんだけど、建築デザインの本は面白い。デザインは必ず思想をともなうけど、建築の場合は機能性と芸術性を切り離せないから、それが一層と際立つ。この本は対談集であり、それぞれの建築家の思想を知ることができる。2020/02/04
powe
0
色々刺激をうけた。それぞれの考え方があって、おもしろい。2017/03/25
Ssan
0
13人のモダニストとの対談。 それぞれの建築家の言葉が心にささるようで、読んでいてこれからの気力になった。 自信をなくした時とか、やる気がなくなった時とかにまた読み返して強くなっていきたいと思った。2020/03/23