アトリエ・ワン コモナリティーズ―ふるまいの生産

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  • サイズ B5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784864800099
  • NDC分類 520
  • Cコード C0052

内容説明

変えられるものと変えられないものを見極めること。なぜそこにあるのかと考えること。「個」―「公」から、「共」の建築・都市へ。建築デザインによる“大きな船”のつくり方。

目次

建築におけるコモナリティ
コモナリティ会議―ふるまいと関係性の方法論
都市空間における人々のふるまい
ふるまいの生産と街で人々が生きる条件
コモナリティ会議―いまあるものを認めること。なぜあるのかと考えること
コモナリティ読会―コモナリティを灯す33冊
「コモナリティ」をめぐる言葉
コモナリティの広がりを捉えるための33の“言葉”
コモナリティ会議―空間と個と全体‐コモナリティのほうへ
アトリエ・ワンによるパブリック・スペースのデザイン〔ほか〕

著者等紹介

田中功起[タナカコウキ]
1975年生まれ。アーティスト。写真、映像、パフォーマンスなどの制作活動を行なう。2009‐2012年文化庁新進芸術家海外留学制度にてロサンゼルスに滞在・制作

中谷礼仁[ナカタニノリヒト]
1965年東京都生まれ。歴史工学家、早稲田大学教授

篠原雅武[シノハラマサタケ]
1975年生まれ。社会哲学・思想史、大阪大学特任准教授。京都大学人間・環境学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Yuko

5
塚本由晴さんの講義に絡み手に取る。馴染みのない「コモナリティ」「ふるまい学」など、相当の飛ばし読みで内容を理解できたとは言い難い。 7章、アトリエ・ワンがデザインした宮下公園などのパブリックスペースがカラー写真で紹介されている。世界各国のBMWグッゲンハイム・ラボも斬新。 日本の工芸や農作業用の建造物写真と説明になるほどなぁとようやく納得。理解力乏しい素人には写真の力は大きかった。 「コモナリティーの広がりを捉えるための33の<言葉>」として33冊が紹介されていて、どの本も面白そうだ。 2020/01/04

Monty

1
人々の活動から都市化の過程を考察2016/09/28

KakeruA

1
近代都市計画の中で阻害された人間の存在、営みを支える共同体(コモナリティーズ)の現れについて、アトリエ・ワンや東工大塚本研究室の取り組みをもとに論述されている。都市の余白での活動やそれらと生活をつなぎ留めるマイクロビークルなど、都市のアーキテクチャを読み解く手がかりとなる一冊。2016/04/23

kiri

0
随分前に読み、記録漏れ。「ふるまい」という単語のなんと響きの良いことか。言語化する力が凄まじく、考えていることがとてもわかりやすく整理されていた気がする。理論(理想)も大事だが、なによりそれによって作られる建築(現実•結果)が一番大事で、難しいですよね。2024/06/15

ほーらん

0
事例とともに空間を定義している。塚本先生の着眼点を追体験。

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