出版社内容情報
どんな依頼もひらり、軽妙に捌く。累計5万部突破!コミカライズも絶好調!癒し系異世界冒険ファンタジー!
内容説明
ランク昇格したパーティで、今日も冒険者ライフを楽しむリゼルたち。迷宮“知恵の塔”に挑戦したり、騎士学校の冒険者講習の講師を務めたり、娼館の用心棒として雇われたりと、冒険者らしい依頼を相変わらず冒険者らしくない軽やかさでこなしていく。そんなとき、王都パルテダに魔鳥騎兵団が訪れるという噂を耳にする。パルテダを出て遠方のアスタルニアまで冒険(観光?)に足を延ばしたいリゼルの、密やかな狙いとは…?下戸なのにうっかり酔っぱらったり、洋服のセンスをダメ出しされたり、“最悪の迷宮”で黒歴史を掘り返されたり!?飄々としているようで案外障壁も多い…かもしれないリゼルたちの、「休暇」道中第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがはら
20
リゼルは何の権限もなくても雰囲気(ハッタリ)だけでこれだけ人を従えさせてるのだから元の世界ではどれだけ絶対王者なんだろうかと思ってたら、リゼルの上を行くという陛下が反対派を取り込めずにいるのだから、やはり現実の政治が絡むと王者の風格だけじゃ足りないのですね。リゼルが政治と無縁な休暇の身だからレイやシャドウみたいな人達もただ感情のままに心酔出来て嬉しくなっちゃってるんだなと強く納得した巻でした。ジャッジ達、旅に出るだけでこの騒ぎでは、最後は両方の世界を行き来できるようにしてもらわないと絶望で死んじゃいそう。2019/08/04
TAMA
15
エグエグ君のお店が心配だったんですが、王座凄い。出してもらえないのはビックリでしたが。スタッド君と意外と相性いいんだろうか?今回は、ダンジョンの「羞恥」で笑わせてもらった。普段あんななのに。王様との関係も。そうだったんだ。あちらでも必要とされてる,こちらでもイッチャヤダ。今回の移動ですら後ろ髪なのに一刀やイレヴンどうなっちゃうんだろう。飲ましちゃうか?2019/10/31
ブラフ
13
今巻では大まかに、王立騎士学校の特別講師とそこでのレイ子爵の息子との出会い、イレヴンの企みによるリゼルご乱心(酒酔い状態)、黒服体験、過去を見せる迷宮での冒険、そしてリゼルたちが王都を離れ新天地アスタルニアへ。相変わらずのライトBL具合とほのぼのとしたリゼルたちの日常がとりとめなく紡がれる。暫くジャッジやスタッドたち王都のおなじみキャラたちが出てこなくなるのは少し寂しくもあるが、新天地でのリゼルたちにワクワクする。他にも憲兵長の一日やリゼルの元の世界での話などが興味深い。2020/07/14
Liuche
9
ひたすら濃い。2021/05/22
たみ
8
騎士学校編がよかった。明確な描写はなかったけどあれって結局何が効いたのかな。2人の忠誠が本物だったってことか。難癖つけてくる士官候補生とか、娼館での子爵の護衛とか、ここから掘り下げるのかと思いきや即カットするシーンがちょいちょいあってやや物足りなさを感じた(変というほどではないけど)。次から外国編。現地でも人をたらすのか。2022/06/01
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