出版社内容情報
関西テレビで毎年1回放送されている『稲川淳二の怪談グランプリ』が書籍化!
内容説明
豪華、18名の怪談師たちによる恐怖の宴が始まる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
156
怪談グランプリ2018の出場者による豪華書き下ろし短編集は文句なしに高品質の見事な内容でしたね。私が特に心奪われた陰陽それぞれのタイプの2編を紹介しますね。『呼ぶ声』ぁみ:知人のりょうさんが小学生の頃、毎日夕方頃にお母さんと近くの八百屋へ買い物に行き、母と店の大将が楽しく話すのを店の前にある軽トラックの荷台に腰掛けて足をブラブラさせながら聞いていた。ある日そろそろかなあと待っていたが母が来ないので見に行くとリビングの奥の方で黙って正座していた。肩を震わせ「私を呼ぶ声がする」と話す母は暫くすると正気に返る。2021/01/02
うさっち
18
怖かったけど、あの挿絵はいらないと思う。素人のお経に効き目がないというのはショックだった。2019/07/31
澤水月
17
タニシ、はやせ、渡辺各氏など芸人系、沖縄の小原氏など怖エグ。玉石激しいというか、書いたのでなく語りを急いで起こした?もの誤字激しいものなども。事故物件サイトのあの方があぁぁ別の意味で怖いぃぃ2018/10/10
itokake
10
田中俊行さんをテレビで知り、呪物に囲まれて暮らす様子が素敵だった。もっと知りたくなり、図書館ですぐに借りられた本書を読む。お目当ての田中俊行さんの話がダントツ怖かったのに、ページをめくったところにあった挿絵で怖さがふっとんだ。この挿絵は怖さを半減させるどころか、帳消しにしてしまう。もっと別の場でその才能を活かしてほしい。山口敏太郎氏のあとがきで、かつて日本には怪談師という職があったが、昭和初期に全滅したとある。当時の怪談師が気になる。ネットで探すと、とある博士論文に出会った。それがものすごく面白い。2024/03/31
さりぃ
9
#怪談グランプリ2018 地獄変 #山口敏太郎 KindleUnlimitedで読了。 山口敏太郎氏監修のものは漫画でも怖くないし言っちゃ悪いがあんまり面白いものがないので期待せずに読んだのだが、期待通りで金返せ、状態。(払ってないけど(笑)) 残念すぎた。2019/08/05