淡海乃海 水面が揺れる時―三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〈3〉

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淡海乃海 水面が揺れる時―三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864727082
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

☆1巻、2巻発売後即重版!☆「小説家になろう」歴史ジャンル年間一位の大作が待望の最新刊!

内容説明

1567年。永禄の変の後、足利義秋と足利義栄の将軍争いが加熱した年。破竹の快進撃を続ける朽木とその当主・基綱は、畿内の最大勢力・三好家との戦を控えていた。そんな折、友軍の六角家と一色家が裏切ったと報せが届き、勢力図は激変!近江有数の大家連合による「朽木包囲網」が基綱と朽木を襲う。史上ない劣勢だが、それでも基綱は不屈の心と強かさで念願の近江統一へ挑んで行く。弱小戦国大名が遂に有力武将へと羽ばたく戦国サバイバル第3章!憤怒の炎をたぎらせる本願寺・顕如の計略、尾張の織田信長との密談などなど、書籍版限定エピソードが盛りだくさん!書き下ろし外伝×2本も収録!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

103
越前から加賀、能登、そして伊勢へと領土を拡大し続ける朽木家。包囲網が敷かれてもあっさりと突破し、六角家をついに滅ぼす。順調に領土拡大に邁進しているが、本編は内政・外交シーン重視で合戦シーンは少ない。擬音だらけの戦闘シーンを読むよりはよっぽど読み応えがあり、今後も書籍化を続けてほしい一作。2018/08/14

ナギ

30
将軍家に邪魔をされつつも北を抑え、南進するが、そこも再度将軍家に邪魔をされ……残るは長島一向一揆となる。史実とは違う部分が多数となり頼れるのは能力の高い武将をいかに引き込むかだろうか。東が上杉織田で塞がれば畿内に専念出来るだろう。それにしてもきちんと時代考証されているからか、細かい動きまで描かれているので読み応えがあります。2021/03/07

こも 零細企業営業

22
8千石から5万石。そして250万石(一部荒れてるため現状200万石)。東側にはもう同盟を組んでる上杉、織田の領地しか無く、お互いに経済圏も共有しているためこれ以上の東進は無理。 後は西に行くしか無い。その西には京を抑える三好が居る。そんな朽木に危機感を募らせた周辺諸国が朽木包囲網を形成する。手始めに三好家を大砲でボコボコにして包囲網を武力で食い破る。そして裏切った六角家が滅亡。当主の左京大夫を追放して決着をつける。そして裏で暗躍した将軍家との関係も悪化して行く。2020/06/13

こも 零細企業営業

18
ドンドン勢力が拡大していく。八千石から二百万石と言われると‥‥石高が250倍?凄いわ。2019/03/03

サケ太

17
近江を統一し、確固たる勢力を築いたものの、未だ不安定な部分もある。その伸長を苦々しく思う義秋。その妨害は新たなる争乱の芽になる。老雄の喪失は基綱に影響を与えるのか。2021/08/31

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