出版社内容情報
累計1000万部を超えるライトノベルの金字塔「魔術士オーフェンはぐれ旅」新章が初文庫化!
内容説明
カーロッタ率いる自由革命闘士の襲撃は、戦術騎士団を崩壊させた。責任を問われたオーフェンを市議会は拘束。残されたマジクとフィンランディ姉妹ほか、魔術士たちは治安維持に奔走するが、キエサルヒマより襲来した巨大な要塞船が予想以上の脅威となる。一方、妹・ベイジットを探すマヨールが辿り着いた開拓村は、“ヴァンパイア”が統治していた…。混乱極まる原大陸の覇権争いは全面戦争へ突入する!中編「と、魔王は考える」収録。
著者等紹介
秋田禎信[アキタヨシノブ]
1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。ライトノベルに限らず、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
18
わりと狭い範囲の話だった前回から一転、いろんな人がいろんなところでいろんなことをしている。状況も人の多さも思惑も、把握しきれなくて行きつ戻りつ読みました。大タイトルこそオーフェンだけど、第4部の主人公はオーフェン(だけ)じゃないんだな。この巻に限ると、エド・サンクタムがよく働いてて拍手、無双状態から突然電池が切れるのが怖かったですが…。オーフェンはそのぶん、巻末の番外編でかっこよくて、なんかこの人の強さは、格が違うんだなあ、強さは余裕でもあるんだなあ。2018/01/24
サン
6
魔術士オーフェンの続編4冊目。マヨールが妹を殺すためはぐれ旅をする話し。こんだけ魔術士が冷遇されてて、オーフェンはイヤにならないかなぁと思ったらマジクが、言及してました。オーフェンに見捨てられたらこの世のおしまいってすごいプレッシャー。考えすぎのオーフェンにはいいのかな。番外編はオーフェンの日常が語られてて面白い。2018/03/16
葵堂
0
島からの部隊も到着して原大陸全土が戦場になりそうな雰囲気。新キャラ続出でしっちゃかめっちゃか。2022/07/01
カン
0
状況が混沌としてきた。なのに、なんだか狭い場所で騒いでる感が拭えない。2020/06/21