出版社内容情報
続々重版!シリーズ累計8万部突破!大人気王道スイーツ・ファンタジー最新刊!
内容説明
季節も変わり、夏真っ盛り。モルテールン領は父カセロールが国軍の隊長を務めることになったため、息子ペイスが領主代行となった。新領主のミッションは上級貴族へ宛てる新作お菓子の開発。ペイスは大好きなお菓子作りの進展に目を輝かせていた。だが、妻リコリスの姉の婚家カドレチェク家への襲撃事件が発生し、事態は急展開を迎える!王都に現れる不審な物乞い、聖国からの工作員も出没し、更にはペイスが母アニエス共々、拉致されてしまう!だがこれは、国内外を巻き込む大戦の始まりに過ぎなかった―。甘く激しいスイーツ・ファンタジー第8弾!書き下ろし新章「好敵手は魔法使い」も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
54
[第15章:幸せを呼ぶスイーツ]父カセロールが王都で仕事についたため、モンテールン領統治は次期当主のペイスに任される。絶縁状態だった母の実家からの連絡あり、ペイスは祖父が危篤状態なのを知る。母と祖父を仲直りさせるために奔走。[第16章:豆菓子は急を告げる]治癒の魔法により無事復活した祖父がモンテールンに、年金?と知恵袋ゲット。新商品の開発に意欲的なペイス可愛い。[第16.5章:好敵手は魔法使い]聖国との戦争が布告され、ペイスも戦地へ赴く。先発隊として敵の補給物資をいただこうとしたペイスの前に現れたのは強敵2019/12/04
こも 旧柏バカ一代
29
駆け落ち同然にモルテールンに嫁いで来た母親の実家との和解。と言ってもフバーレク辺境伯の名前を借りて、実家当主の態度が悪いと因縁を付けて相手当主をフバーレク家に監禁して、当主不在の間に祖父と母を会わせてしまう。一応、叔父の力も借りて。そして、危篤と思った祖父はモフテールン領に来たら元気になり。元領主の経験と知識を生かし、今迄と違う派閥への橋渡しをする役目を得る。その後は外交派閥の男爵が、隣国の間者を招き入れペイス誘拐を誘導するが、、狙った相手が悪過ぎた。間者は返り討ちされ拘束されてしまう。そして隣国へ2022/01/11
はる
25
ついにお母様の実家との和解。その裏には隠された事情があり、娘を思う親心がひしひしと伝わってきました。しかし、瀕死のお父さんを魔法でさらっと治して悠々自適に娘の所で隠居生活をさせる孫のペイスはやはり規格外。2023/01/02
メルル
21
ペイスが領主代行となり、更に忙しく立ち回る日々。内政よりも国外の問題が忙しく、のんびりとお菓子作りを勤しむというわけにもいかないみたい。しかし、身内の問題が解決し、新たな身内が増えた。ペイスにとってというより、母のアニエスにとって良かった。お菓子を作っていたけれど、実際に作っている場面が薄くて物足りない。そして、またお菓子作りどころでは無くなる。もっとお菓子作りして欲しい。2018/04/19
dorimusi
17
カセロールが軍務で王都に行ってペイスが領主代行となる。 あと聖国への誘拐事件?と宣戦布告。あんまり緊迫感ないけど戦争するぽい。2023/08/30