出版社内容情報
実話怪談、平均実売率60%のTOブックスが贈る、今年最強の実話怪談…語るのは、全て実話。
内容説明
某ホテルのエレベーターの張り紙に書かれていた、○○に出会った時は、使わないでくださいの「○○」とは…。もし、山でやまびこの声が大きくなり、近づいてくることがあったら、それは―。家族の全員が霊感体質の著者が、家族から集めた心霊体験は、時に恐怖から全身の毛が総立ち、時には哀愁が漂う。しかし、決して幽霊の声に耳を傾けてはいけない。呪われたくなければ…。新鋭の語り部による怪談実話。
目次
死んだ猫
エレベーターを使わないでください
震える本
やまびこ
夢でやまびこに遭ったら気をつけなければいけない話
ツルツル様
ブルックリン
白い瞳
旋律
オーラ
人の塔
4番
蠢く影
ベランダ
公衆トイレマニアのシュウさん
不気味な双子
巨人
通ってはいけない
オレオレ
著者等紹介
山本十号[ヤマモトジュウゴウ]
本名にて、ホラー映画の監督、脚本ホラー小説の執筆などを手掛ける。怪談実話の執筆は『身の毛もよだつ話を聞いてみないか?―心霊家族の日常的憂鬱』が処女作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
24
面白いが、著者の余計な言葉の横槍で萎えた。2017/09/01
澤水月
24
本名ではそこそこ知られてる俺…冒頭に二回も言う? 平野勝之さんのように本名で書けばいいやん。家族を祖父母から1号、2号…と呼ぶのもワケワカだし。4分の1かそれ以下に縮められるほど持って回った言い回し。本当にホラー系の仕事なのだろうか。合わず2016/08/05
のりすけ
14
短くて、そこそこ面白かった。サービス精神が旺盛なのか、まじめにまとめず、つい笑いを入れたくなっちゃう気持ち、わし分かりますぇ。作者の方って『ほん怖』撮ってたあの方かしらん。2023/04/09
tow
7
話し言葉で書かれているので、読みにくいことこの上ない。友達でも知り合いでもないんだから、みたいな不快感。多分怖いんだろうけど、怖くなかった。2020/05/23
マコト
1
他の怪談本と比べて、ちょっと作り話っぽいかなと感じてしまいました。普通は見えない人の不思議なエピソードも盛り込まれるところ、全部の話が見えているので、それで違和感が生まれてしまったのかもしれません。2016/08/03