出版社内容情報
新進気鋭の若手女性怪談師“牛抱せん夏”による怖い話を、県民に捧ぐ。神奈川を舞台にした闇と癒しで奏でる五十の恐怖。凍てつくほど恐ろしく、それでいて美しい神奈川の闇が今、始まる……。
内容説明
全国的知名度を誇る心霊スポットがひしめく、神奈川県各地で、実際に起こった恐怖の記録。
著者等紹介
菊実仔[キクミコ]
神奈川県で先祖代々続く霊能者・占い師の家系に生まれ、幼い頃から霊能力に目覚めはじめる。10代の頃から占い師である母に弟子入りし、神奈川県で修行をはじめ、県内の大型ディスカウントストアに自ら出店した占いブース「みろく」の専属占い師として腕を磨く(約2年在籍)。2008年にメンタルケアスペシャリスト(メンタルケア協会)の資格を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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澤水月
24
題名ちと違う、神奈川生まれ育ちの霊感霊感霊感一家(のち占い・お祓い)が見聞きの不思議な話…「神様に会わす」と観音の真言唱えるってアリ? 終盤改行多さ酷い。縊死体「ぶらーんぶらーん」は擬音でないと思う。小原猛さんの沖縄本は面白くオススメですよ。千葉もわりかし。占い師(拝み屋、霊能者)「霊感あるんで~」な本人の書く怪談は好まん、藁をも縋る人に宣伝臭い。山本まゆり、永久保貴一らが「取材」、特定防ぎ絵も描き変えるなど気を遣ったルポものとして読むが2015/10/12
しがない読書人
4
番町皿屋敷が平塚だったとは初耳でした。そして怖いというより切ない感じになりました。2021/12/09
みやぎ
4
全体的にそこそこ面白かったが、小さいころから霊感が強いとか前置きされてるし、霊に慣れているのか、怖い!となる話より安らかに眠れ的な内容が多い。あとは地名が章に書かれているだけで、本文には欠片も登場しない話もちらほらあるのがちょっと残念。2019/08/10
鬼灯の金魚草
4
神奈川に住んでいる者としてどこも身近ではあるが詳しく知らない所でもある。 そう期待しながらページをめくるのだが、文体だろうか、全く響かない。怖くない。 なんだか誰かのブログでも読んでる気がした。本である必要があるのかちょっと判らなかった。暇つぶしにするにはあまりに短い。密林、こんなもの勧めるな、まあ、図書館に買ってもらったからいいけど。2015/09/11
りんか
3
構成と推敲次第でもっと面白くなる話だと思うのだが、文章があまり巧みで無いので何だかぼんやりとした話ばかりに感じる。霊感少女の自分語りのようになってしまっていて残念。2022/09/27
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