出版社内容情報
27歳女×不動産屋の泣けるお仕事ミステリー。
内容説明
池袋駅の外れに立つ、おんぼろ不動産屋「西池エステート」。その女社長の天宮凛子は事故などのワケあり物件を扱いながら、物件成約に奔走していた。大手商社を辞め、実家を継いだが、父の杜撰な経営のせいで会社は倒産目前。持ち前の前向きさと、経営危機を乗り切る数々の秘策を武器に、アラサー&彼氏なし・凛子の恋と笑いと涙の奮闘が始まる!そして、隠された秘密が明らかになる時、父娘の絆に泣けるお仕事小説。文庫書き下ろし。
著者等紹介
東京かれん[トウキョウカレン]
日本大学芸術学部美術学科卒業。出版社で企画編集、メーカーで広報などを経た後フリーのライターになる。橋田新人脚本賞佳作受賞ほか、多数の受賞経験を持ち、漫画原作、小説、脚本、番組企画、児童書・一般書などの執筆を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
親と不動産屋を回す娘の物語・・とはいっても父親と二人に引きこもりの従妹と三人では、大きな不動産屋には太刀打ちできないし経営も大変だから「ワケあり物件」の様々な店舗に手をだして経営を大きくさせる物語かと読み進めていったがそうでもない。そのうち結婚詐欺に引っかかるし・・これがメインかと思えばそうでもない。う~んと悩みながらもう少しのところで が~ん。最後に切ない爆弾が。ワケあり物件って興味を惹かれます2019/02/22
よっち
31
池袋近くの倒産寸前だった実家の貧乏不動産屋を父親から引き継いだアラサー女社長・天宮凜子が、事故などのワケあり物件を扱いながら物件成約に奔走するお仕事小説。父親に小言を言われながら、事故物件をイメージアップさせるために手を打っていったり、パーティーで出会った男性に結婚を申し込まれたりと、従妹の瑞希やアルバイトの福田たちに支えられながら凜子が失敗したり奮闘する物語で、最後には予想もしなかった展開があって驚かされましたが、全体としてはテンポもよくさらっと読める分量で楽しめました。続刊あるなら読んでみたいですね。2015/10/15
kitten
12
図書館本。何となくタイトルだけ見て借りた。不動産屋さんの話だけど、うーん、普通、としか。事故物件を借りてお金をもらえるバイトって本当にあるのかな?原田ひ香さんが、東京ロンダリングっていう作品でやってた記憶あるけど。でも、ちゃんとした人が借りないとイメージ悪いまま。ラストは唐突すぎてなんとも。評価、星22023/05/29
SEGA
10
いろいろな不運に見舞われても周りの人たちに支えられて生きる主人公の語りがリズミカルで、すらすらと読み終わりました。灯台もと暗しというオチでしたが、読後感は爽やかです。2015/05/02
睦月
8
そういうことだったのか。最後はちょっとだけびっくりだった。2015/03/09
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