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内容説明
ビートルズ解散直後の混沌から、過去の栄光と訣別し、ソロ、そしてウイングスへと歩み始めた1970年代。世界で最も有名なロック・アイコン誕生の裏側を、克明に活写する!
目次
オン・ザ・ラン―逃亡
アクロス・ザ・ウォーター―海を渡る
ニー・ディープ・イン・ザ・リヴァー―膝まで川に浸かって
ロード・トゥ・エニウェア―あてどない道
ライフ・イン・ザ・スロー・レーン―低速車線に乗って
パニック・イン・ラゴス―ラゴスでの騒動
イン・ラ・ラ・ランド―恍惚の国、LA
ゴーイング・サウス―南へ
リフトオフ・アンド・ランディング―離陸、そして着陸
ハイ・オーヴァー・アメリカ―アメリカの空高く
フロート・オン―波間に浮かんで
テイク・ディーズ・ブロークン・ウイングス―折れた翼
スタック・インサイド・ディーズ・フォー・ウォールズ―独房の日々
ウェイクアップ・コール―モーニング・コール
エンド・オブ・ザ・ロード―旅路の果て
著者等紹介
ドイル,トム[ドイル,トム] [Doyle,Tom]
音楽ジャーナリスト。音楽誌「Q」で長く編集・ライターを務めるほか、雑誌・新聞への寄稿も多数
宝木多万紀[タカラギタマキ]
1982年生まれ。国際基督教大学を経て、上智大学大学院仏文専攻博士前期課程修了後、2010年まで日本放送協会に勤務。現在はフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
1
ビートルズ解散から約10年、ウィングスとして活動していた70年台に関する、記録。他の本なんかで知ってる内容って感じだけど、ビートルズの最後のマネージャー・クレインを訴えた裁判については、結果はわかっているとは言え、他のメンバーとの確執なんか、やっぱり切ないなぁ。普通の生活がしたい、と言い続けつつ、常に音楽活動を前進させて来たポール。昨年のドームもよかったけど、今週末、国立競技場も楽しみ^o^。武道館は涙を飲んで断念。2014/05/13
アーク
0
Paul McCartneyって、基本的には楽天的な性格なんだろうな。代表曲のメロディも歌詞も割と軽めだし、本書を読んでも、The Beatles解散から1970年代のスランプ、そして1980年の日本でのマリファナ事件まで、割と飄々として乗り越えてきた感がある。が、もちろん葛藤とそれから生まれるクリエイティビティがあったからこそ、50年にもわたって超一流のミュージシャンでいられたわけだよな。本書はそのPaulの心の機微を捉えた、興味深い本だね。2014/11/15