内容説明
無職で借金だらけの中年ダメ男、千葉。彼が目覚めた場所は、移動するコンテナの中だった。しかも手足を縛られ身動きができない状態にされていた。誘拐されたと思った千葉は、携帯で助けを求めようとするも、圏外に。誰が、いつ、なぜ、何の目的で!?次々と湧き上がる疑問。コンテナの中には自分と石塊が一つ。脱出不能の空間で起こる予測不能の“密室・パニック・サスペンス”!
著者等紹介
牧野圭祐[マキノケイスケ]
1980年愛知県岡崎市生まれ。同志社大学文学部文化学科卒。2008年第1回TBS連ドラ・シナリオ大賞入選。脚本作品に、映画「さよならドビュッシー」(2013)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イシカミハサミ
9
多分この方の代表作は 「月とライカと吸血姫」 だと思うのだけれど、 まったく違う作風。 同じ苗字の牧野修を思わせる作品(伝わる範囲狭そう) 物語のほとんどがコンテナの中(!) 一気読み必至のジェットコースターです。2022/05/26
たけたけ
1
主人公は温水さんっぽい。変態。最も強い者でも、最も賢い者でもなく、唯一生き残るのは変化に適応できる者らしい(ダーウィン)。終盤からはアブダクティ-適者生存-は、加速度を増す。2013/10/31
諸葛遼孔明
1
42013/10/20
DZ015
1
グルーブ感に満ちていて一気に読了。2013/10/30
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