内容説明
勤勉な女子大生・琴音が見つけたアルバイトは、青年実業家・白石周平の秘書だった。それまで化粧気もなく恋愛経験もなかった琴音は、周平の悪戯っ子のような笑みに惹かれ、「特別な関係」へと堕ちていく。そして、ある夜誘われたホテルの一室で彼女を待ち受けていたのは、目眩い快楽の世界だった。周平は琴音が隠し持っていた「もうひとりの淫乱なわたし」を暴き、犯し、解放していく。激しい欲望と純粋な愛情に溢れる、痛く切ない主従関係ラブストーリー。
著者等紹介
大石圭[オオイシケイ]
1961年5月10日東京都目黒区生まれ。法政大学文学部卒。1993年『履き忘れたもう片方の靴』で第30回文藝賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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