目次
第1章 国家は「帝国」の領土に併合された(もはや革命もできない;議会をカネで買う「政治の投資理論」 ほか)
第2章 福島原発事故の裏側で何が起きているのか?(人工地震論VS砲艦外交論;それでも陰謀は否定できない ほか)
第3章 家畜的人民統治という聖書的支配観(アメリカ議会に君臨する投資銀行;バラク・オバマは「ウォール街の投資物件」 ほか)
第4章 過酷な世界をどのように生きるべきなのか(スマホが知性劣化をもたらす;紛争地帯よりも人が死ぬ国になった ほか)
著者等紹介
フルフォード,ベンジャミン[フルフォード,ベンジャミン] [Fulford,Benjamin]
1961年カナダ生まれ。外交官の家庭に生まれ、若くして来日。上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。アメリカの経済誌『フォーブス』のアジア太平洋支局長などを歴任し、現在はフリーのジャーナリストとして、テレビ、雑誌等で活躍中
響堂雪乃[キョウドウユキノ]
コラージスト(言葉と情報と思想を紡ぐ創作家)。ブログマガジン「独りファシズムVer.0.3」を主宰し、グローバリゼーションをテーマに精力的な情報発信を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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T坊主
11
1)先ほど読み終えた”日本からあわストーリーが始まります”にはまだ日本にも希望がありそうだなと思い読みましたが、この本はその対極で、読んでいると日本人よどうなるのというような、日本はお先真っ暗な感じ。2)スマホに触れば触るほど知性が劣化して家畜化が進む。ほどほどに?3)tppの核心は自国経済の行き詰まりを他国市場の侵略によって解消するという帝国主義。4)金融屋がアメリカ政治ひいては日本の政治を決めている。5)金融緩和という売国。半分近くが円キャリー名目でアメリカに流れる。自分の金で自分の首を絞める。2016/08/05
本好きです
5
この先どのように生きていったらいいのやら。日本って国民が政治の話はタブーと刷り込まれているから?大声でやりたい放題する人達がやってることがどう見ても変でも仕方ないなーと思って黙ってるのか、それともそもそも全く関心ないのか。ベンジャミンさんの陰謀と原発放射能汚染も仕組まれたものだっていうのはうそ臭い気もするし。芸能人も次々と癌に倒れている。本当にこんなニホンで長生きしたくない。見ざる聞かざる言わざるで生きて、なるべく短い寿命を待つのが心安らかなのだろうか。せめて良い読書をしよう。2018/03/25