ドイツ第四帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム)―日本人に緊急警告!

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ドイツ第四帝国の支配と崩壊 亡国の新帝国主義(グローバリズム)―日本人に緊急警告!

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864713177
  • NDC分類 302.34
  • Cコード C0033

内容説明

ドイツの、ドイツによる、ドイツのためのユーロの実態を鋭く分析。なぜドイツのみが財政黒字を達成し、ギリシャは永遠に財政破綻するのか!?迫り来る大量難民の行方は?ドイツの描いた多文化共生社会は、難民問題で崩れ落ちる。

目次

第1部 羊の皮を被ったオオカミ?今世界に再びその姿を露わにする「帝国主義」とは何なのか?(帝国主義とグローバリズムの本質は同じである!;かつてのホブソンの『帝国主義論』とピケティの『21世紀の資本』が提案する打開策は同じである;資本の輸出とは「利益」の国外移動のことである;プランテーション/国民農業と商業農業は全く別物である;帝国主義の「所得吸収」は軍事のみならず「条約・協定」においてなされる;日本の帝国主義は欧米とは全く性質が異なるものであった)
第2部 ドイツ第四帝国=ユー・グローバリズムの誕生(新帝国主義が住民の主権と所得を容赦なく奪う方法は「国際条約と協定」である;ドイツ第三帝国(ナチス)誕生の様相と現代日本の現象は酷似する
ドイツの「戦後」は「謝罪なし賠償なし」日本と全く違うのは何故か
ドイツ第四帝国はいかにしてユーロ・グローバリズムを拡大していったか
まさにドイツのためのEU・ユーロと化す
宗主国ドイツが自国のみを財政黒字に転化させたその仕組み)
第3部 黄昏れるドイツ第四帝国に難民問題は壊滅的打撃を与えるだろう(ドイツ第四帝国の経常収支を見れば、まさに植民地からの所得吸収の仕組みそのものとわかる;ギリシャはなぜ、破綻したのか?その原因は安倍政権が推進する緊縮財政そのものである;ユーロ圏は「地方交付税」がなくなった「巨大な日本」(都道府県制)そのものである
地中海難民問題はまちがいなくドイツ第四帝国と化したヨーロッパを崩壊に追い込む)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
経世論研究所所長。1969年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)経済学部卒業。データに基づいた経済理論が高い評価を得ており、デフレ脱却のための公共投資推進、反増税、反TPPのリーダー的論客として注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

出世八五郎

24
何も領土を奪うことだけが帝国主義ではない。経済的に相手から所得を奪う帝国主義もある。それがユーロドイツ第四帝国主義。大英帝国がインドを摂取したように、アメリカも日本を摂取している。そして、本書の主題ドイツ第四帝国主義によるギリシャなどからの摂取も帝国主義的搾取。昨今、話題になったギリシャ破綻問題。ギリシャ自身にも問題あるが、ユーロ加盟国には為替なく関税を設ける自主権も認められておらず、生産性の高いドイツ車を買えば買うほど、ギリシャの所得が減る。これが巧妙な仕掛け。報道されてるギリシャは怠け者というのも嘘。2016/03/11

ひろし

22
『帝国主義とは、相手国の「住民」から主権を奪い、あるいは主権を与えず、所得を継続的に吸収する仕組みを構築することを意味する。相手国の「住民」の主権を奪い取る方法は、何も軍事力の行使には限らない。』 帝国主義経済の肝とグローバリズム経済の肝が本質的には同じであり、それを前提として成立しているユーロで一番の勝ち組となったドイツがどのようにして勝ち組となり、負け組を縛りながら発展してきたかを解りやすく解説してくれる。最近出た本だから内容がホットでとても勉強になった。これを読む限り、やっぱり緊縮財政はお断りだし、2015/11/22

ぷれば

12
「2016中国・ユーロ同時破綻で瓦解する世界経済 勝ち抜ける日本」を読書中に、著者自身ドイツとユーロにより興味をもつに至り、緊急に出版したのが本書。急だったせいか、半分ほどが歴史上の帝国主義、経済のしくみといった復習的な内容に割かれてしまったのは、些か残念。ユーロにおけるギリシャ危機や南欧不況、ドイツのひとり勝ちなどを生んだ「亡国の経済原理」に関する解説書。国家を否定したことで成立し、繁栄の道を歩むドイツ第四帝国の行方を今後も追っていきたい。2016/03/09

まきお

4
帝国主義と植民地政策とTPPと今のドイツとEU諸国の関係を理解するのに非常に参考になる。領土を奪うだけでなく条約で相手の主権、自主関税を奪うことは植民地政策と一緒。なるほどそうだったのか。またしても目から鱗が落ちる思いだ。2015/12/02

紫光日

4
著者はドイツの批判をしている事知っていたが、ギリシャの件を見ると緊縮財政で破綻し、長時間労働を強いられている。そして侵略は軍事だけでなく政治経済でも十分にあり得るわけであり、それが帝国主義につながることが解り、ドイツの場合は緊縮財政で侵略している事も知った。そして帝国主義=グローバリズム=共産主義は合っている。2015/11/29

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