Knock-the-knowing
この国を滅ぼさないための重要な結論 - 《嘘まみれ保守》に憲法改正を任せるな!

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864713122
  • NDC分類 311.4
  • Cコード C0030

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

53
★★★★★日本が嫌い、政府が嫌いの立場を左下、日本が嫌い、政府が好きの立場を左上、日本が好きだからこそ政府の誤りを批判する立場を右上、日本が好きなので政府を批判しない立場を右下と定義する。現在の日本の状況は左下と右下がやり合っているのを左上が見て楽しんでいる状況だという。国家の危機になると必ず優れた言論人が出てくるものである。今の世の中においては倉山満氏がまさに優れた言論人に当たるのではないか?ネトウヨどもには政治について発言してほしくない。ネトウヨのせいで本物の愛国者まで差別主義者呼ばわりされるのである2017/03/25

軍縮地球市民shinshin

8
日本の思想状況を左右だけではなく、それぞれ上下にも分割して解説し、さらに著者の立場である「右上」の人びと、さらに右下の人びとを挙げてその思想を解説している。ちなみに、左下はバリバリの共産主義者、左上はリベラルなことを発言しているが、政府にすり寄るタイプと分類している。左上がよくテレビや雑誌に登場している人だ。安倍政権を批判し、中韓の肩を持ち、しかしなぜか「天皇制」には口をつぐむ…という人たち。右下は安倍さんが好きだから政権批判は一切しない、左下とケンカをして負け試合ばかりしている。つづく2015/11/16

みじんこ

8
著者が以前から述べていた、政府と日本(国家)を分け、左右の区分けに上下を加えて、思想的立ち位置について述べられている。カバーにはやや見づらいが、本書で名前の挙がる人物や組織の立ち位置が四分割で示されている。日本が好きだから政府の誤りは批判する=右上、という姿勢は全く正しい。吉野作造や吉田松陰など、日本史の中でそれを体現した人物たちについて述べている。漱石を取り上げていたのは意外だったが、本文を読めば納得。あるべき保守の姿、かつて日本にあった本当の学問とはいかなるものか、先人たちから学ぶことができた。2015/10/05

エックスマス

3
保守と言う立場を改めて考えさせられる。左右と上下のフレームワークで解説されている。日本を敗戦国のままにしないためには右上でなければならず、敵は左上である事を理解しなければならない。政府には是々非々であるべき。2015/11/26

イカカイガカ

3
日本の思想状況を整理するために左右の二分割だけでなく、上下の観点も加えて四分割にし、「本当の保守とは何か」を論じている。そして、三島由紀夫、吉田松陰、緒方洪庵、福沢諭吉、夏目漱石、吉野作造、河合栄治郎を取り上げ、さらに「本当の保守」に具体的に迫り、現代の日本のエセ保守論壇を斬っている。「本当の保守すべきは、日本国を敗戦国のままにさせる今の支配体制ではない。日本国そのものだ」2015/11/15

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