内容説明
国史は虚構の神話―その神話の開かずの扉を開き、神聖にして冒すべからず、タブーの世界へ!天皇家と沖縄の深い関係。誰も見たことのない古代の知られざる風景がここに広がる。
目次
第1部 太伯と天孫族(天つ族)が沖縄を舞台に繰り広げた日本史の巨大な空白に迫る!(日本の古代風景に存在した縄文・弥生文化の相乗効果とは?;古代日本の壮大な物語は伝説のヒーロー「太伯」と「殷」からスタート;沖縄・宮古島に伝わる英雄に捧げる歌はまさに「太伯賛歌」;太伯が沖縄に建国した国こそ「奴国」;太伯―卑弥呼―奴国―邪馬台国がつながり古代の超大国沖縄が見えてくる;日本の考古学者たちが認めない沖縄経由の文化;天孫族とは何者か?そのカギはまたしても沖縄にある;沖縄人の民族的誇りが京都に並ぶ重層文化をつくりあげた;ついにあらわになる日本のムートゥ「沖縄」)
第2部 天孫族(天つ族)は幻の大陸スンダランドから沖縄へやってきた(民族大移動の基地は沖縄だった;スンダランドはアジア人全体の共通の故郷;民族大移動のクライマックスは高天原)
著者等紹介
飛鳥昭雄[アスカアキオ]
1950年大阪府生まれ。アニメーター、イラスト&デザインの企業制作に携わるかたわら、漫画を描き、1982年漫画家として本格デビューする。小説家として、千秋寺亰介の名で『怨霊記シリーズ』(徳間書店)等を発表。現在、サイエンス・エンターテイナーとして、TV、ラジオ、ゲームでも活動中
大宜見猛[オオギミタケシ]
1925年生。沖縄県宮古島(旧平良)市。中央大学中退。琉球米国民政府宮古琉米文化会館勤務・館長。本土復帰後農園経営。古代研究多年考察から「民族大移動」「高天原沖縄」「大伯奴国」「ヤマト王権成立」の四本柱にした仮説「沖縄史観」(仮称)が生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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