これが日本経済“世界「超」最強”の仕組み―良識派vs常識派で徹底分析 なぜ日本は世界とこれほど違うのか

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864710978
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

20年デフレの最大の問題点は、物価下落以上の所得の減少。民間は国内に投資しても儲からないと思っている。誰もお金を使わない今だからこそ、政府は内需を喚起するために、行動を起こさないといけない。安倍政権に突きつける「日本国民の、日本国民による、日本国民のための経済処方箋」。

目次

第1章 どうしても日本を破綻させたい人々の仕組み/財務官僚・経済学者の欺瞞を喝破する洞察力!
第2章 デフォルトに向かわざるを得ない仕組み/日本だけがなぜ別か!?
第3章 グローバリズムは壮大な失敗/国境も国家も文化もなくして世界が成り立つわけがない!!
第4章 為替と金融の本当の仕組みがわかれば、世界がわかる/基軸通貨の資格があるのは「日本円」だけ!
第5章 日本経済はすでに世界最強/平和主義国家・日本の再生は目前!
第6章 20年デフレ脱却はまず内需から/わかり切ったことをやらない官僚・政治・経済界の怪

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
経済評論家・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業、NEC、日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。経済指標など豊富なデータをもとに経済を多面的に分析する。単行本執筆と同時に、雑誌への連載・寄稿、各種メディアへの出演、講演活動など多方面で活躍している

岩本沙弓[イワモトサユミ]
大阪経済大学経営学部客員教授。1991年より日・加・豪の金融機関にてヴァイス・プレジデントとして外国為替、短期金融市場取引を中心にトレーディング業務に従事。銀行在職中、青山学院大学大学院国際政治経済学科修士課程修了。日本経済新聞社発行のニューズレターに7年間、為替見通しを執筆。国際金融専門誌『ユーロマネー誌』のアンケートで為替予想部門の優秀ディーラーに選出。単行本、連載、雑誌の執筆の他、参議院公聴会、政治フォーラム、学術講演などで主に国際金融市場における日本の立場を解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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T坊主

5
机上の空論の学者の本より、現場を経験している著者のほうが現実的な考えを持っている。1)金融緩和しても銀行からお金が民間に流れないのが問題。2)もっと内需が増えて所得を増やすような政策を打つこと。3)デフレと人口減少は関連がない。4)国民全体の資産を使って為替介入をして、アメリカの金融を助ける代わりに、日本が受ける恩恵は一部の企業や人だけという非常に不公平なことになっている。今政府は規制緩和とか言っているが、雇用を増やし、所得を増やす方策を考えるべきでは。4)アメリカから空母を買うという発想も面白いですね。2013/11/01

むちれお

1
対談というより三橋さんがほとんどしゃべっているような印象だな。でも、解り易くて非常に勉強になる。彼らの著作は経済学の専門書など読むよりよっぽど有意義だね。でも消費税を後でまとめて納付するというのは必ずしもそうではないよね。普通は前年度実績に基づいて、分割で中間納付をさせられるからね。まあ、それは大した問題ではないけど。2013/04/06

tamashi

1
三橋氏は歯切れ良く、岩本氏は謙虚に意見を述べられています。日本の財政破綻はあり得ないのだから、国内にどんどん投資していってデフレから脱却していこうとの考え。ハイパーインフレ論も一蹴。2013/03/17

kometarou

0
日本のこれまでの経済政策や、メディアの負債額ばかりを報道する姿勢に疑問を感じ本書を読んだ。対談方式なので多少話がずれることもあるが読みやすく、インフレ、デフレ、デフォルト等について理解することができた。本書は発売が2013年なので最新の情報も仕入れていきたい。 2016/03/10

jack

0
「経済を勉強したい」、そんな新古典派経済学者はこれを読め。三橋節、炸裂。☆ 4.02013/08/18

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