グランドファーザーの生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864710855
  • NDC分類 389.53
  • Cコード C0011

内容説明

グランドファーザーとは、リパンアパッチ族の最後の長老。その生き方は、けっして文明世界と交わることなく、スピリットの導きとヴィジョンに忠実に生きて、常に森の奥、自然と共にあった。そのグランドファーザーが学んだ、ケアテイカー(地球の世話人)としての生き方とサバイバルの技術。

目次

第1章 グランドファーザーの探求
第2章 違うドラムの音
第3章 石の教え
第4章 木は話をする
第5章 一人であること
第6章 白人がもたらした死
第7章 南アメリカへの最初の巡礼
第8章 司祭
第9章 滝
第10章 死への旅
第11章 光への旅
第12章 傷ついた人びと
第13章 教えること

著者等紹介

ブラウン,ジュニア,トム[ブラウン,ジュニア,トム][Brown,Jr.,Tom]
7歳の時にアパッチ族の古老ストーキング・ウルフ(グランドファーザー)と出会い、十年間サバイバルやトラッキングやアウェアネスの技術を学ぶ。さらに十年間アメリカ大陸を放浪し、原野の中で生き延びる技術を磨く。二十七歳の時に、行方不明者のトラッキングを依頼され、見事に捜したことから名前が知られるようになる。1978年に、彼の経験を綴った『トラッカー』が出版され、トラッカー・スクールが設立された。それ以来、全米でもっとも大きな学校として、世界中から集まってくる人々に自然と共に生きる道を教え続けている

さいとうひろみ[サイトウヒロミ]
斉藤/宗美。トム・ブラウンのトラッカー・スクールで学ぶ。英語とスペイン語の翻訳を手がける。オーストラリア在住。青山学院大学英米文学科卒業。オハイオ大学大学院国際関係学部修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トンボ玉

15
トムさんの「ハンテッド」「トラッカー」を読んで、狩猟民族の技術伝承の本として思いが飛び、日本のマタギなどの本を確認したのはとんだ間違いでした。似たものを探すとすれば、縄文時代だったりアイヌの歴史ですね。 この本はトムさんを教えたアパッチの古老がいかにしてその知恵を獲得したかの人生の記録です。親族も殺され、仲間たちは保留地に囲われ連綿と繋がってきたネイティブの文化も圧殺されてきたことも書いています。でも、キリスト教に対しても白人に対しても出会う人との交流の結果から怒りとは無縁の境地に達しています。素晴しい。2014/06/11

タワン

1
表紙がちょっとかわいすぎますが(笑)、かなり濃い内容で、旧版よりも読みやすいと思います。 ネイティブ関連の本でネイティブと西洋人の師弟の話というと、ドンファンとカスタネダを思い出しますが、60年間大陸を放浪したグランドファーザー、幼い時から手ほどき受けたトムの話の方が、自分には圧倒的に印象に残りました。2018/11/04

teruterubozet

0
人間は、大地の子。 いまの社会では感じづらいことですが本書を通して腑に落ちました。2021/03/27

しんどー

0
★32018/10/16

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