グランドファーザーが教えてくれたこと

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864710800
  • NDC分類 389.53
  • Cコード C0011

内容説明

グランドファーザーとは、リパンアパッチ族の最後の長老。その生き方は、けっして文明世界と交わることなく、スピリットの導きとヴィジョンに忠実に生きて、常に森の奥、自然と共にあった。そのグランドファーザーが、晩年に差し掛かって、自分の学んだケアテイカー(地球の世話人)としての生き方とサバイバルの技術をこの大地に残したいと切に願ったとき、目の前に現れたのは、本書の著者トム・ブラウン・ジュニアだった!当時まだ7歳ほどだったトムは、その後10年にわたってグランドファーザーの教えと共に自然の中で生きる術を学ぶ。本書はトムの著書の中でグランドファーザーを描いたものとして最も評価の高い『The Quest』の全訳です。

目次

ヴィジョンを生きる
四つの予言
予言の丘の墓
気が散るという悪魔
スピリットの融合
グランドファーザーがヴィジョンを語る
イエス・キリスト
四十日間のヴィジョン・クエスト
ストーカーという悪魔
白いローブ(礼服)の意味
偽りの予言者たち
クエスト
アビゲイル
ウィルダネス・マインド
ウィルダネスからの旅

著者等紹介

ブラウン,ジュニア,トム[ブラウン,ジュニア,トム][Brown,Jr.,Tom]
7歳のときにアパッチ族の古老ストーキング・ウルフ(グランドファーザー)と出会い、10年間サバイバルやトラッキングやアウェアネスの技術を学ぶ。さらに10年間アメリカ大陸を放浪し、原野の中で生き延びる技術を磨く。27歳のときに、行方不明者のトラッキングを依頼され、見事に捜し出したことから名前が知られるようになる。1978年に、彼の経験を綴った『トラッカー』が出版され、トラッカー・スクールが設立された

さいとうひろみ[サイトウヒロミ]
斉藤宗美。トム・ブラウンのトラッカー・スクールで学ぶ。オーストラリア在住。自然や環境をテーマに情報を発信している。また、英語・スペイン語の翻訳や、雑誌などの執筆を手がける。青山学院大学英米文学科卒業。オハイオ大学大学院国際関係学部修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トンボ玉

15
この本はネイティブアメリカンの宗教観、世界観の本ですね。初めに「ハンテッド」読み「トラッカー」へとステップ踏んで良かったです。そうでなければ読めなかったかもしれません。かなり深くキリスト教を批判してる所は意外でした。儀式や教理の複雑さの批判。イエスについては共鳴も尊敬もしてます。宗教書として読むと物足らないとこもあります。語り相手が少年のせいか現代人の苦しみ〜性欲を始めとした煩悩の問題〜への言及が少ないかなということ。この辺は分かりません。トムさんは別の所で語っているかもしれませんし。2014/06/19

HIDE

7
清々しい空気のある本でした。著者の別の本も読みたいです。スカウトもいいですが、アウェアネスについての本もいいです。他の本もすでに読んではいるのですが、なにぶん英語で書かれているので、読みにくいのです。2013/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5876577
  • ご注意事項

最近チェックした商品