出版社内容情報
「禁断の幕末維新史」シリーズ、待望の第二弾!まだ誰も知らない事実が、この本で初めて明らかになる!
加治 将一[カジ マサカズ]
1948年、札幌生まれ。米国でビジネスを手掛け、帰国後、執筆活動に入る。著書に『幕末 維新の暗号』(祥伝社)、『西郷の貌』(祥伝社)など。
内容説明
新撰組は龍馬の大政奉還路線を選んでいた。明治維新は英国が書いたシナリオとピタリと一致する。
目次
第1章 新撰組は尊皇攘夷の組織だった!?
第2章 新撰組大量粛清は会津との共謀
第3章 新撰組初代局長芹沢は水戸藩のゲバラだった
第4章 幕末を支配した英国情報網
第5章 龍馬と近藤勇は同志だった
第6章 脚本英国、メインキャスト勝海舟、徳川慶喜の明治維新
著者等紹介
加治将一[カジマサカズ]
1948年、札幌生まれ。米国でビジネスを手がけ、帰国後、執筆活動に入る。また、世界有数のアンティーク・コインのコレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ポチ
50
そういう考え方があってもいいかな。ただ、イモ侍、フグ帝国、納豆侍、カツオ武士やその他いろいろな言い方、何故こんな表現方法にしたのか、多少不快になりながら読了。この人は合わないm(__)m2017/08/15
Die-Go
41
表題に興味をそそられて読んでみたものの、文体が合わない。いちいち冠詞を付けてオリジナリティを出そうとしているのだろうが、読んでいてあまりに志士を軽く扱っていて不快。幕末の謎解きにしても特に感心するものではなかった。★★☆☆☆2020/06/03
とも
25
★★★★☆これまでに違和感のあった幕府系の龍馬暗殺に対する最終結論ではないだろうか。新政府の隠された陰謀、徳川&幕府、イギリスはじめ海外の影響、すべてが結びつく加治版というよりかは、真実の維新史に出会える一冊。2020/11/15
黒猫
20
この人は新撰組の資料をきちんと読んでこの本を書いたのか疑問視したい。油小路の変だって、そのときは新撰組も隊士がどんどん脱退して200名もいなかったはずなのに、堂々と200以上の新撰組隊士が~とか書いてしまっているし。これはおかしい。明治天皇すり替え説や龍馬を殺した犯人については、これもどうなんだろう。どの資料に基づいて話しているのか?まあ、私は新撰組は一つの物語として面白いからそれでいいと思うけど。勝海舟と慶喜のヘタレぶりですが新撰組好きなら誰もが思っていることを書いたに過ぎない。ふーんって感じでした。2017/10/10
bookthinker
8
前作「禁断の幕末維新史」の続編とあって楽しみに開いた。が、何だろう。なんでこんなに登場人物たちをディスらねばならないのか。正直不快だった。そして、前作に比べ根拠固めが圧倒的に足らないと感じた。結果、どこまでが創作で、どこからが根拠に基づいた考察なのかがわからなかった。フラストレーションが溜まり、オチの部分などどうでも良いやと投げ出してしまった。加治氏の本で初めて挫折した。どんな闇が隠れているにせよ、命を張って生き抜いた先人達に尊敬の念は必要だと思う。2021/02/21