出版社内容情報
19世紀、北太平洋に毛皮をめぐる国際競争が存在した。本書はロシアの先鋒を担った特許会社の人物に光を当て、その時代を描く。
内容説明
19世紀、北太平洋に毛皮資源をめぐる国際競争が存在した。本書はロシアの先鋒を担った特許会社とその人物に光を当て、時代を描く。
目次
第1章 草創期の人々(ラッコ毛皮を求めて;「ロシアのコロンブス」グリゴリー・シェリホフと妻ナタリヤ ほか)
第2章 ロシア領アメリカとヨーロッパの影(キャプテン・クックのアラスカ調査;ロシア人船乗りイズマイロフ ほか)
第3章 アラスカの経営(アメリカ総支配人バラーノフ;トリンギット・インディアンの反乱 ほか)
終章 ロシア・アメリカ会社のその後(毛皮業者たちの引退;太平洋の交易自由化 ほか)
著者等紹介
森永貴子[モリナガタカコ]
専門はロシア社会経済史。立命館大学文学部国際文化学域西洋史専攻・准教授、早稲田大学ロシア研究所招聘研究員。一橋大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。在学中にロシア国立イルクーツク大学(1994~96)、ロシア科学アカデミー・ロシア史研究所に留学(2000~02)。一橋大学経済研究所非常勤研究員(2007)、北海道大学大学院文学研究科助教(2007~10)を経て、2010年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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