目次
第１章 世界の「新しい現実」（世界の構造変化と日本の生きる道；アメリカ覇権の終わりとユーラシア・ダイナミズム；激動する「アメリカ後の時代」に遅れるな；キッシンジャーの世界秩序への構想―中期＝米中、長期＝多極共存）
第２章 日本政治の劣化（ユーラシア世界から取り残された「小泉日本」；アメリカ時代と自民党時代の終わり；「政権交代」の意味を考える；「無血の平成維新」を目指した民主党政権の課題；「平成維新」はなぜ挫折したのか；脱工業化・グローバル化時代の政治と社会運動；文明史転換への視座を―東日本大震災復興への道すじ）
第３章 国のあり方を左右する日中関係（「日中友好」とは何か―逆風のなかで考える；２５０年ぶりの「中国復活」と１５０年ぶりの「日中逆転」；尖閣緊張はアメリカのタカ派と連動―瞬時に崩れ去った日中関係；古い歴史をもつ日中関係；中国台頭が引き起こした日中関係における構造変化；アジア共同体への模索）
補章 私と中国
著者等紹介
久保孝雄［クボタカオ］
１９２９年茨城県生まれ。東京外国語大学中国語学科卒業。（社）中国研究所、労働調査協議会などを経て、１９７５年長洲知事の政策スタッフ（知事補佐官）として神奈川県庁に入る。県理事を経て副知事（８７～９１年）。１９９１年日本初のサイエンスパーク「かながわサイエンスパーク」の運営会社（株）ＫＳＰ（国県、川崎市、民間企業の共同出資＝４５億円）代表取締役社長（～９９年）、日本初のインキュベータを開設。任期中１１７社のベンチャー企業を育成。２０００～１２年神奈川県日本中国友好協会会長、現在名誉顧問（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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