内容説明
華やかな名所に彩られるかつてのロシア帝国の都は、恐怖政治と戦争の惨禍にも見舞われた。いま荒廃からの復活を誇りながら、語られない暗部を内に秘める名都サンクト・ペテルブルグの街めぐりと三〇〇年の歴史。
目次
序章 明暗の歴史
第1章 ペテルブルグ誕生
第2章 一八世紀女帝時代の権力闘争とクーデタ
第3章 ロマノフ王朝絶頂期
第4章 革命の嵐
第5章 社会主義と戦争
終章 光の回復
著者等紹介
宇多文雄[ウダフミオ]
上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。在ソ連邦日本大使館勤務をへて上智大学専任講師(その後同教授)。日本ロシア文学会理事・副会長、ロシア東欧学会代表理事などをつとめる。サンクト・ペテルブルグ文化大学名誉博士号(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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