内容説明
隆起し続ける原子力発電所の地盤!!地震による初めての原発の罹災である柏崎刈羽原発事故の教訓がなぜ福島に生かされなかったのか。地質学者が警告する原発の事故の恐怖!
目次
第1章 地震活動期にある日本列島と原発の耐震設計
第2章 柏崎刈羽原発震災の教訓とは何だったか
第3章 各地の原発の断層に関する調査結果
第4章 福島原発事故の要因と規制機関の役割
第5章 原子力規制委員会の活断層評価をどうみるか
第6章 これまで原発の耐震安全性の評価はどのようになされたか
第7章 産官学の癒着問題と研究者の役割
著者等紹介
立石雅昭[タテイシマサアキ]
1945年大阪市生まれ。大阪市立大学卒業、京都大学大学院修了。1979年から新潟大学理学部で教育研究に携わる。専攻分野は地質学、特に地層の形成過程について新潟をフィールドとして調査研究を進めてきた。2007年の中越沖地震によって柏崎刈羽原発が被災したことを受け、新潟県の「原子力発電所の安全管理に関する技術委員会」「地震、地質・地盤に関する小委員会」の委員として、原発の耐震安全性について、県民・国民の安全・安心を守る立場から発信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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