内容説明
光学・電波・赤外・X線・ガンマ線・ニュートリノ・重力波そしてシミュレーション…、いまや「総力観測の時代」。観測の立場から宇宙像に迫る初めての著作。
目次
第1部 1960年代半ばまでの宇宙理解(私たちの宇宙観;1960年代の衝撃 ほか)
第2部 日本の電波天文学の飛躍―新しい宇宙像が見えてきた(電波天文学の道に;野辺山宇宙電波観測所の建設と45m電波望遠鏡 ほか)
第3部 電波天文学の挑戦―スペースVLBIの実現(宇宙空間VLBIへの道;電波天文衛星「はるか」と国際VSOP計画 ほか)
第4部 宇宙観測の展開と宇宙論の進展(動き出した電波天文計画ALMAと大規模SKAの始動;総力的な観測時代へ―赤外線、エックス線、ガンマ線、重力波、ニュートリノ ほか)
第5部 太陽系外での惑星・生命・文明(太陽系外惑星の発見;地球外文明の探査(SETI) ほか)
著者等紹介
平林久[ヒラバヤシヒサシ]
1943年長野県生まれ。東京大学理学部物理学科(天文コース)、同大学大学院博士課程修了。理学博士。東京大学東京天文台(1988年より国立天文台)で、助手、助教授として、野辺山電波天文台建設計画に関わり、野辺山宇宙電波観測所での観測的研究を行う。1997年に打ち上げられた電波天文衛星「はるか」のプロジェクトの推進のために1988年に宇宙科学研究所に移り、助教授、教授として、スペースVLBI計画(VSOP計画)の科学主任、プロジェクト主任を歴任し、成功に導いた。現在、JAXA名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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