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内容説明
オルゼヴィアの若き女王ディアドラは、隣国の王子との政略結婚を呑もうとしていた。しかし、国軍元帥ヴラドをはじめとした側近に謀叛を起こされ、軟禁されてしまう。ディアドラを妃にし、自身が王になると宣言するヴラドを拒絶するが、強引に玉座も純潔も奪われる。「貴女を壊してさしあげますよ、誇り高き女王陛下」と、秘かに愛していた男に毎夜陵辱され、快楽に堕ちていくディアドラ。ヴラドの執心の深さを知ると同時に、彼の黒い噂を耳にしてしまい―!?執着系ダークロマンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六花
7
女王ヒロインが意外と可愛くて、ヒーローとのやり取りに思わずクスリと笑ってしまいました。両親に愛されずに育ったヒロイン。男装する理由が切ない…(T-T)。そんなヒロインをやり方は強引だけど解放していくヒーロー。口調が粘っこいのが気になるけど、一途でヒロインの事となると暴走してしまいがちになる所が面白かった。終わり方がスッゴイ可愛いらしくて好きです!(o^−^o)2015/09/06
sweet""
7
女王様のヒロインが、密かに想いを寄せていたヒーローに王位を追われ、その妻にされる…というドラマチックな展開ながら説得力のある設定と描写で読み応えがあった。憤りや反発、懐疑とその裏にあるヒーローへの想いと愛への渇望など、男装のヒロインの内面が巧くかかれていて、生い立ちもあってかなり激情的なのも健気で可愛らしく感じてくる。ヒーローの躊躇いが一切ない強い執着もいい。その手のシーンでのヒロインがちょっとメロメロ過ぎるけど、圧してきたありのままの自分を解放できるところだから…と思えばナットク。面白かったです。2015/08/29
でんか
6
表紙&タイトルのイメージとはまるで違うお話です。どっちかというとかなりコメディ寄り。なので、シリアスを期待して読むとものすごい裏切られます。話自体は、ちょっとヌケ作さんなツンツンヒロインが、部下のヒーローに下克上されてしまう展開。敬語ヒーロー好きなので、その辺りは好きな作品です。逆にヒロインが女王として話そうとするばかりに、すごく不自然な言葉遣いになってしまっていて、ちょっとそれが苦手です。あと、ジェルジが結構いい味出してるので、個人的には嫌いではない一冊。2017/09/20
ハルセ
3
思ったより暗くなくて面白かった。 すごい才能とかあるわけじゃないけど、努力して女王になった女の子とそんな女の子にメロメロなカリスマ性と才能溢れる幼馴染部下との両片想い話。 一応すれ違いものだけど、みんな2人が両想いって知ってるから生暖かく見守ってる。 ヒーローがムッツリ過ぎて、無知なヒロインにやりたい放題言いたい放題なのにはちょっとひきました。 個人的には隣国の王子を推したい(顔だけじゃない方)。2018/02/26
はるとらみ
3
表紙を見てシリアスな話しかと思ったのですがヒーローとヒロインの会話が夫婦漫才みたいなのでラブコメ?。思ったほど重々しくない話でした。ヒロインの生い立ちは可哀想でしたが。一人では重過ぎる王という仕事も2人でなら担っていけるだろうしヒロインが幸せになって良かったです。ただヒーローの執着愛がすごくて一般人ならいいのかもしれないけど国を動かす地位の人間がこういう人だと困る・・・。ただの女ならこれほどまでに想われたら幸せだろうけどこのヒロインは女王なので、ヒーローの本音は墓場まで持ってかないとね。2015/09/18
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