内容説明
みんなのクソ野郎、宇宙の賞金稼ぎが帰ってきてしまった!この憎めない殺し屋“ロボ”に偏屈ばばぁ教師捕獲のミッションが…殺るしかなかった宇宙最悪の兄弟にロボは逆に殺られてしまう。ところが天国も地獄もロボの醜態にウンザリ…ロボには“生き返る”しかなかった!しかも元の姿で生き返るはずが手にはビッグガン、口汚くののしり散らすゲスな“ロボ子”に生まれ変わっちまったんだ!今回はオリジナル・ロボミニシリーズ、“ラスト・ザーニアン”と“ロボの帰還”続編ミニシリーズを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
G
6
キャラクターの個性が残酷絵巻を凌駕するとは思わなかった! 会うヤツ会うヤツブッ殺し、あるものあるものブッ壊し、グログロ感がコマに溢れている。ただLOBOが憎めないってのが不思議(いや近くにいたら速攻で逃げるけど…)。 サイモン・ビズレ―の画がLOBOの凶悪さをより壮絶に際立たせている!翻訳もすごいんだけど、監修がPUNPEEって! PUNPEE、こんなこともやってるんだ。 大音量でノイズ・ミュージックを聴かされたような衝撃! こりゃヤバいわ。 2015/12/17
kasukade
6
最高にヒドイ作品★グロ注意といっててもどうしようもないんじゃない?ってぐらいグロいwけどそこがパンクロックでバカバカしくて最高にハイってテンションなんで大好きなのです★LOBOが死んで生き返る話とサイモン・ビズレーのアートは必見!2015/10/25
蛸
3
まず、サイモン・ビズレーのアートが素晴らしい。確かな画力がある人が適度に肩の力を抜きつつ、力を入れるべきところには入れて、でもそのバランスが絶妙で…最高にカッコよくてロボのハチャメチャなキャラクター性と絶妙にマッチしている。カバーアーティストのイメージが強かったけど考えを改めさせられた。 『ロボの帰還』の話運びの無茶苦茶さは一見の価値あり。命の軽さが半端じゃない。全体を通してロボが存分に暴れ回っている。最高だ。2016/06/20
ビッチュウ
3
話に聞いていたキャラクター「ロボ」が主役のコミック日本語訳が遂に登場という事で読んでみましたが、予想以上にハジケてて楽しい!とりあえず妙に愛嬌のある登場人物が出てきては気軽に死んでいき、終いには主人公も死んでいくのに笑ってしまった。翻訳も結構いい感じにハッチャケており、殺し屋兄弟の関西弁も良かったです。コラムのようなロボの記録がネタとしても面白く気に入っています。絵柄も表紙のようなドシっとしたイラストアートから、漫画部分のコミカルでカラフル、そして個性的な外見が多いキャラクターたちが魅力的で飽きません。2015/11/06
Dの字
3
話は文字通りクソ。頭からっぽにして絵のかっこよさに痺れるだけの作品なんだろうけど、宇宙モノのSF映画でありがちな航路図みたいなので勢力の拮抗が描かれてたり設定が無駄にいろいろちゃんとしてるのがかえって笑える。2015/10/08




