内容説明
戦国時代、石見地方は大内氏、尼子氏、毛利氏などの有力武将が覇を競い、幾多の激闘が繰り広げられた地。500ヵ所にもおよぶ山城が築かれた。約400年もの間、草木の中に存在した遺構から、悠久の歴史に思いを馳せることは、山城めぐりの楽しみだ。本書では50城を厳選し、「地理」「歴史」「構造」の視点から詳しく解説。巻頭グラビアをはじめとする豊富な写真や、縄張り図など貴重な資料を多数収録。入門者から上級者まで、山城ファン必携の一冊。
目次
第1章 石見の山城を取り巻く世界(石見の中世城館跡と城館研究;城館関連用語の解説;縄張り図の見方)
第2章 石見の山城を歩く(石見の山城50選 位置図;訪城にあたって;石見の山城50選 ほか)
第3章 明らかにされた石見の城館の実像(石見銀山をめぐる攻防と山城;畝状空堀群の山城;発掘された城の遺構 ほか)
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