内容説明
堀尾からはじまる松江城と城下町の歴史。関ヶ原の戦い後、徳川家康に出雲・隠岐24万石を封じられた堀尾一族。富田城から松江城築城、およそ30年にわたる統治と、その後の松江の姿を豊富な資料から紐解いていく。
目次
出雲と堀尾氏
1 堀尾氏の出雲入国(富田城と城下のあらまし;富田城の改修 ほか)
2 堀尾氏の統治(藩政)(検地の開始;寺社の所領没収や安堵・寄進 ほか)
3 城下町と松江城の建設(中世の末次と白潟;城地決定 ほか)
4 その後の松江(堀尾家の断絶;京極氏の時代 ほか)
5 堀尾氏関係の遺跡を歩く(富田城の周辺;松江城と周辺 ほか)
著者等紹介
石井悠[イシイハルカ]
1945年島根県松江市生まれ。1967年島根大学教育学部卒業。同年~大阪府・島根県の公立中学校、島根県教育委員会文化課(埋蔵文化財)などを経て、江津市教育委員会、東出雲町教育委員会、(財)松江市教育文化振興事業団、松江市史料編纂室に勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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