内容説明
英文ライティングにはメソッドがある。小学生が力をつけていくプロセスは、論理的な、人に伝わる英文を書くうえでこれ以上ないお手本となる。
目次
序章 小学校6年間の「書き方」の記録:幼稚園から5年生まで
第1章 アメリカの小学校の仕組みと教育事情
第2章 ライティングの授業で使われるさまざまなメソッド(伝統的なライティング・メソッドSix Traits;書くことをより具体化するFour Square Writing Method ほか)
第3章 小学校のライティング授業の参観記録(幼稚園のライティングの授業で求められる水準;1年生のライティングの授業で求められる水準 ほか)
第4章 復習と実践:書くステップのおさらい(フォー・スクエア・ライティング・メソッド(四角形)の復習
Let’s try!4スクエアの練習 ほか)
著者等紹介
リーパーすみ子[リーパースミコ]
外資系企業で秘書、コピーライターを経て、アメリカ留学。アイオワ州立大学ジャーナリズム学部にて修士号を取得。アメリカの教員免許取得後、公立小学校にて20年勤務、2007年リタイア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
majiro
7
よく考えたら当たり前なんだけど、州に依って人種の数に差があって、それが教育レベルにも反映されるという現実に、あらためて気づかされた。英語表現も、国際的に意思疎通しなきゃいけないから白黒はっきりさせる傾向にあるとか、やっぱり、状況がものの形を作っていくところがある。メソッドなんかも、多少なりとも、そういう部分に影響を受けているんだろうな。参考になったわ〜。2014/12/08
monakamonnie
4
正直あまり使えない。フィールドワークとはいえ、もう少しアカデミックな掘り下げを期待したのに。子どもの文章もやや冗漫。もう少し端的な組み立てが好ましいのでは?と思うが、そこに指導はないのか。おまけに131ページの英語は間違ってるし。そもそもdetail 123 とsummary は異質のものなのに、同じ四角で図形化するのも座りが悪い。後半の132ページ以降の5w1h を盛込む云々は英語に限らないし、前半との関係がよくわからない。本書の構成は、随分ぼやけた作りだと思う。2019/02/24
Ánië Tasartir
3
英語に限らない、何語でも。中高生でも大学生でも大人でも、今からでも学びたい「書き方」の基本。2014/03/06
Winter
2
(英作文に限らないが)4スクエア手法などはライティングをする上で参考になった。試しに子供にやらせてみようと思う。2018/01/31
tsuki
2
逆三角形と4squareと三角形の方法を使って書き、それぞれをつなげると英語の文章を書くことができそう!って思えた‼︎ 日本語の文章もだけどいきなり英文を書き始めると何から書き始めたらいいのか分からない!しかも、どういうことを書いたらいいかわからなくなり、支離滅裂な文章になってしまう事が多いように感じる!4squareはそれをカバーしてくれ、なかなか使えると思う!試してみたい‼︎2016/03/22