光の少年―チベット・ボン教の二つの図像から読み解く秘密の口承伝統

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光の少年―チベット・ボン教の二つの図像から読み解く秘密の口承伝統

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784864514590
  • NDC分類 169.229
  • Cコード C0010

出版社内容情報

ボン教の教典『シャンシュン・ニェンギュ』の歴代の相承者たちを描いた絵画と、
チベットの伝統的な宗教思想であるゾクチェンの存在論を表した図像を眺めながら、
ボン教の歴史や信仰生活、教理の概要に触れることができる、ボン教の最適な入門書。

内容説明

チベットの伝統宗教・ボン教に伝わる2枚の貴重な絵画(タンカ)を「絵解き」する!ボン教の教典『シャンシュン・ニェンギュ』の歴代の相承者たちを描いた絵画とチベットの神秘思想であるゾクチェンの存在論を表した図像から、ボン教ゾクチェンの導師たちの姿と世界観を知り、悟りの真実に迫ります!

目次

第1部 タンカ1(シャンシュン・ニェンギュの相承者たち;タンカ1に描かれた導師たち―伝記と人物の同定)
第2部 タンカ2(教理の図解―シャンシュン・ニェンギュの理論;銘文と翻訳)

著者等紹介

カルメイ,サムテン・ギェンツェン[カルメイ,サムテンギェンツェン] [Karmay,Samten G.]
チベット東北部アムド生まれ。ボン教寺院で教育を受けた後、1959年まで中央チベットのデプン僧院で仏教哲学を学んだ。その後、ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院にて外来研究員・研究助手を務め、修士号(M.Phil)、博士号(Ph.D)を取得。フランス・パリの高等研究実習院(´Ecole pratique des hautes ´etudes)、東洋文庫、東京大学、コレージュ・ド・フランス(Coll`ege de France)、京都大学で研究員などを歴任した。1981年にフランス国立科学研究センター(CNRS)の研究員、パリ第10大学の民族学比較社会学研究所(LESC)の研究員に就任し、CNRSの「チベット地理の言語と文化」研究班に参加。1995年、オーストリアのグラーツで開催された第7回国際チベット学会において会長に選任される

津曲真一[ツマガリシンイチ]
大東文化大学文学部教授。専門は宗教学・チベット学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tokumei17794691

0
・ボン教行者のエピソード集。行者のエピソードを知るには向いている。・図版がオールカラーだったのが良い。・「入門書」のわりに、ボン教とチベット仏教の知識がある程度必要な感じがする。・購入店・楽天ブックスの出版社よりの内容紹介には、「ボン教の歴史や信仰生活、教理の概要に触れることができる、ボン教の最適な入門書」とあった。なので、礼拝の作法や修行者の一日の日課が書いてあるのか、と期待したが書いてなかった。・ボン教とチベット仏教との関係について、ちゃんと説明してほしかった(特に訳者にはそれを補ってほしかった)。2023/12/21

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