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内容説明
スペインのガリシア地方、中世の面影を残す聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂―。「栄光の門」の修復作業に励んでいたバリエ財団の文化財修復士フリア・アルバレスは、誰もいないはずの真夜中の大聖堂で、修道服をまとった謎の男に拉致されかける。外国人訛りのスペイン語で彼女の名前を連呼する相手に困惑していると突然、大聖堂内に銃声が轟いた。「あなたを救出に来た」と現れたのは、米軍大佐だというニコラス・アレン。彼から、アララト山にいるはずの夫マーティン・フェイバーが誘拐されたと聞いたフリアは、捕われた夫の映像を見せられる。謎の石アダマンタがマーティン救出の鍵だというのだが…!?
著者等紹介
シエラ,ハビエル[シエラ,ハビエル] [Sierra Albert,Javier]
1971年、スペイン・テルエル生まれの作家・ジャーナリスト・研究家。マドリード・コンプルテンセ大学でジャーナリズム、情報科学を専攻。長年、月刊誌『科学を超えて』の編集長を務め、現在は同誌の顧問をしている。1998年『青い衣の女』で小説家デビュー
八重樫克彦[ヤエガシカツヒコ]
1968年岩手県生まれ。ラテン音楽との出会いをきっかけに、長年、中南米・スペインで暮らす。現在は翻訳業に従事
八重樫由貴子[ヤエガシユキコ]
1967年奈良県生まれ。横浜国立大学教育学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。