内容説明
世の中の528Hzについての誤解を解き明かす!調律師であり、音楽家であり、スピリチュアルに精通した人ならではの、見破れる真実!「音」のもつ面白さ、深さに、引き寄せられます!
目次
第1章 バックボーン
第2章 カセットテープレコーダー
第3章 ピッチ、ヘルツのお話
第4章 現在のピッチは
第5章 楽器の歴史が関係する
第6章 441Hzとビブラート
第7章 姫川薬石と同じ?
第8章 平安時代
第9章 確証はどこに
第10章 倍音と合気道
第11章 528Hzは素晴らしい。528Hzも素晴らしい。
著者等紹介
山水治夫[ヤマミズハルオ]
昭和30年代2月20日生まれ。越中出身。音楽家庭に生まれ、8歳より作曲をする。国立音楽大学別科ピアノ調律専修科卒業。有限会社ヤンズ代表取締役、ヤンズレーベル主宰。作詞作曲編曲プロデュース、ピアノ調律師。国立音楽大学楽器技術研究会、日本音楽著作権協会、日本作曲家協会、インディペンデントレーベル協議会会員、元日本ピアノ調律師協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ひろ☆
18
調律師が書いた本。楽器が、いかに繊細で調整が必要だというのと、528Hzといっても、大体の幅あたりで、ぴったりな訳ではない。528Hzグッズへの警告。音叉やシンギングボウルなども、癒される~ぐらいがちょうどいいのかも。2015/09/08
skr-shower
2
噂の528Hz。トンデモ本かと思いきや、スピリチュアル一辺倒ではなかった。正確に計るのも難しいし、ずっと保てるわけでもない。調律も技術だけでなく芸術でした。昔、合奏の時に440を442にしたら、華やかで上手くなったと勘違いした事を思い出した。2017/12/10
シゲリッチ
1
一般的に数字が指定されていると、その数値は不動というイメージがあるが、それを再現する楽器その他が、気温差で調整したばかりなのにこんなに簡単に狂ってしまうとは、現場で立ち会うプロの調律師の話を聞くまで信じられなかっただろう。 これが実際の話だとかなり納得できる話だった。2021/07/12
春
1
客観的でも論理的でもなく、主観的にしても筆者が何を言いたいのかが、よくわかりませんでした。自叙伝に留めておいた方が良かったとも思いました。2015/03/09
cocolate
1
楽器で528Hzをぴったり出せるわけながないとよくわかった。ピアノの調律といのが、計器の校正などとは違って、芸術だったとは。2014/10/04