出版社内容情報
北海道を代表する総合釣り雑誌『North Angler's』の長期連載「ヒグマ110番」がついに書籍化!
ノンフィクション作家にして「人喰い熊評論家」でもある著者は、明治・大正・昭和30年代半ばまでの道内新聞各紙を精読。さらに林業専門誌、猟友会報、市町村史、個人自伝等にまで目を通し、ヒグマに関するあらゆる記事を抽出。
それらをもとにした連載「ヒグマ110番」を本書のために再構成し、ヒグマと人にまつわるレアな悲喜劇の物語を一冊にまとめました。
発掘された数々の人喰い熊事件とその詳細。
ヒグマと死闘を繰り広げた熊取り名人たち。
ヒグマにまつわる刑事事件。
北海道のヒグマ史が分かる大変貴重な一冊です。
【目次】
まえがき 2
第一章 歴史に埋もれた人喰い熊事件を発掘する 13
明治十三年・二十九年札幌白石村人喰い熊事件 14
明治十三年岩内庄司巡査殉職事件 24
明治二十九年瀬棚村連続人喰い熊事件 29
大正倶知安連続人喰い熊事件 37
明治三十七年深川村「人間の紛失」事件 42
大正十二年士別恩根別村「首なし死体」事件・昭和三年仔連れ人喰い熊事件 46
【番外編】カナダ、ラブラドール地方ホッキョクグマ襲撃事件 55
知られざる大量殺害事件
余市アイヌ児童二名惨殺事件 62/メノコ山親子三名惨殺事件 63/江戸末期根室アイヌ五人殺し事件 64/「茶屋の峠」人喰い熊事件 65/明治十三年岩内前田村熊害事件 67/浜益村一家三名惨殺事件 68/明治四十一年石狩軽川三名殺害事件 69/明治四十三年伊達稀府アイヌ三名遭難事件 70/大正二年浦河六名遭難事件 70/樺太三菱鉱業調査隊遭難事件 71/樺太活動写真隊七名遭難事件 73/謎めいた事件 76
第二章 ヒグマ豪傑伝~熊取り名人列伝 81
十勝の熊撃ち名人「キリポ」 82/択捉第一の熊撃ち猟師「沢口」 84/阿寒の名射手「音吉」 86/阿寒の穴熊猟名人「熊蔵」 90/塘路の土佐藤太郎・通称「為作おど」 92/広尾の「又吉爺さん」 97/積丹の「ヨヘイバッコ」 100/択捉島の熊取婆々「杉本ちえ」 103/札幌市民の草分け「吉田茂八」 106/千頭のヒグマを獲った男「カルルスソン」 107/名人中の名人「榛幸太郎」 109/大樹町の「尾田三兄弟」 110/当別町の鈴木翁・山内万治 113/浜益の酋長「天川恵三郎」 114/倶知安アイヌ「ウラカ」 114/浦河の名人「原イタコチャ」 115/破獄の熊取り名人「石川某」 116/トムラウシの鈴木卯之助・竹本勉 117/ホラを吹く=「大砲を撃つ」 118/越中の熊撃ち猟師、樺太へ 120/屯田兵の熊取り笑い話 122/シニア世代の豪傑伝 123/身障者がヒグマを討ち取る 124
第三章 ヒグマに関する刑事事件 127
大雪山SOS事件 128/熊の胆をめぐる詐欺事件 130/肉や毛皮にまつわる詐欺事件 134/獣害事件? それとも殺人事件? 136/飼育熊に襲われる 140/酒好きなヒグマ 145
第四章 ヒグマ雑学 151
熊に助けられた話 152/人をさらう熊 157/ヒグマの金剛力 162/巨大熊ベストテン 167/恐るべきウエンカムイの実例 178/極めて危険な「穴もたず」 185/恐るべき「手負い熊」 186/「ヨロイ熊」 188/ヒグマの執念 192/ヒグマの共食い 1
内容説明
クマの出没は果たして事件なのか、事故なのか。明治・大正・昭和の膨大な資料からヒグマと人にまつわるレアな悲喜劇を紐解く。
目次
第一章 歴史に埋もれた人喰い熊事件を発掘する(明治十三年・二十九年札幌白石村人喰い熊事件;明治十三年岩内庄司巡査殉職事件 ほか)
知られざる大量殺害事件(余市アイヌ児童二名惨殺事件;樺太メノコ山親子三名惨殺事件 ほか)
第二章 ヒグマ豪傑伝~熊取り名人列伝(十勝の熊撃ち名人「キリポ」;択捉第一の熊撃ち猟師「沢口」 ほか)
第三章 ヒグマに関する刑事事件(大雪山SOS事件;熊の胆をめぐる詐欺事件 ほか)
第四章 ヒグマ雑学(熊に助けられた話;人をさらう熊 ほか)
著者等紹介
中山茂大[ナカヤマシゲオ]
1969年北海道生まれ。ノンフィクション作家・人喰い熊評論家。上智大学在学中は探検部に所属し、世界各地を放浪。出版社勤務を経て独立。東京都奥多摩町に築百年の古民家を購入しDIYでリノベ。千葉県大多喜町でキャンプ場「しげキャン」を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



